ボロボロになった人へ(リリー・フランキー)

私がけちょんけちょんにケナシタ「東京タワー」が大ベストセラーになった著者の短編集です;;;

実はですね、「東京タワー」は話題になる前に読んだんだけど、どうもあの文章に馴染め無くって・・・。読んでてコツン、コツンと躓くんですよ。なので、感情移入なんて出来ず、全く感動せず、飽き飽きしながらやっと読了したんですよね。それが、あれよあれよという間にベストセラーになり、ドラマ化に映画化までされちゃって、心底ビックリ!という苦い思い出がありまして。この著者は合わないと敬遠してたんですが、職場の貸本ルートから回ってきたので、勇気を出して読んでみました(笑)

あ~前置きが長いよっ!と、自分で自分に突っ込みをいれてみたり。

タイトルから想像出来る内容とはちょっと違う。癒しの物語ではありません。そういうものを求めて読むと、かなりダメージが大きいかもしれませんねぇ。あ、でも、逆療法と思えばいいのかも。落とすとこまで落とせば、あとは上がるしかないからね。そんな物語が詰まった作品集。

覚悟してたより、すんなりと読めました。ただ、やっぱり文章がイマイチ合わないな~という感じではありましたね。でも、「東京タワー」よりは良かったかな。

内容的には、ちょっと物足りない。どれもが中途半端で、消化不足って感じです。落とすなら最後まで落としきれーっ!と叫びたいような。なんていうんですかね、最後でちょっとブレーキをかけられたといいますか、そんな印象を受けます。最後にもう一押し!オチはもうちょっと思いっきり!と思ってしまいました。

一番、印象に残ったのは「死刑」かな。かなりグロかったってのもあったんだけど、最後の弁護士の言葉にはニヤリとさせられて、この作品集の中では一番好きなオチでした。



・大麻農家の花嫁
・死刑
・ねぎぼうす
・おさびし島
・Little Baby Nothing
・ボロボロになった人へ




ボロボロになった人へ
幻冬舎
リリー・フランキー

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