イニシエーション・ラブ(乾くるみ)

・・・ヤラレタ;;;
まんまと著者にしてやられました。くーっ、悔しい!

side-Aとside-Bという二つの章からなるこの小説は、”ミステリ”と脈打ちながらただの恋愛小説でして。淡々と綴られる青春の日々、恋愛の日々を、ひたすら淡々と読み進めていってたんですよ。う~ん、なんともなぁ・・・と思いつつ読了しようとしたその時、「な、なにぃーっ!?」という展開に唖然とさせられました。最後の2行でガラリとこの小説の印象が変わる。そして、ついつい最初から読み返したくなります。いや、凄かった。

この著者は初読みだったんですが、他の作品も読みたくなりました。


え~とですね。この感想は、どう書いてもネタバレ気味になっちゃいそうなんですよねぇ;;;なので、ここで宣言しておきます。ここからは、読了後に読むことをオススメします!じゃないと、この小説の魅力が半減どころか殆どが失われてしまうんじゃないかと思われます。




ネタバレ注意!ネタバレ注意!






さすがに全く気付かなかったということはなかったんですけどね。「side-B」を読みながら、あれ?物理?専攻は数学じゃなかったっけ?と、フトした瞬間に引っかかる事はあったんだよねぇ。でも、まさか・・・だとはねぇ;;;思い込みっていうのは怖いですねぇ(笑)

それにしても、この小説の主役は鈴木くんだと思っていたんだけど、どう考えてもマユちゃんだよねぇ;;;いや~読了後にアレコレ思い返しては、ひぇーっ;;;と思うことばかり。「女ってこえぇぇぇっ」と同性ながらしみじみと感じてしまいました。まぁ、この場合、女っていうより、このマユちゃんが、なんでしょうけどね。いやぁ~すごいよね。一番、スゴイのは「便秘」ですよ、やっぱり。「酷い便秘」のクダリにはうんうんと頷きつつ、入院ってはちょっとスゴイよなぁ・・・と思ってたんですが。でも、実際に「便秘」で救急車で運ばれた人を知ってるだけに、入院もありかもなぁと思ってたんですよねぇ。それがねぇ・・・;;;マユちゃんを表すのに、「したたか」という言葉では足りないような気がします。それとも、女は多かれ少なかれ、こういう部分を持っているのでしょうか。
・・・うーーん、恐いぞ。





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この記事へのコメント

苗坊
2014年05月09日 23:01
こんばんは。こちらにも失礼いたします。話題になっているのに便乗して今更読みました^^;
ラスト2行にどんでん返しがというくだりをさんざん聞いてので色々妄想しすぎましたかねぇ…ビックリはしたんですけど皆さんほどじゃなかったんですよねぇ。私は煽られると妄想が暴走するらしいです^^;
あの専攻のくだりで気づいたんですねー凄い。私気づきませんでした^^;私も便秘のところが1番怖いと思いました。いやはや凄い作品でした。
すずな
2014年05月13日 12:50
>苗坊さん
いつも、ありがとうございます!
そうなんですよねー。最近、話題になってますよね。なぜでしょうか^_^;

苗坊さんの妄想の方が凄かったんですね~。それは、そっちの方も聞いてみたいです(笑)
便秘のところはホント怖いですよねぇ;;;
2014年08月21日 22:57
すずなさん 御無沙汰です
子どもの父親が気になります。
苗坊さんの所にも同じことを書きましたが、
作中に登場しない他の人ではないかと
私は疑っています 笑
すずな
2014年08月23日 13:22
>yoriさん
こちらこそ、ご無沙汰しています。。。
作中に登場しない人…え!ひえぇ~そう考えると、もっと怖いんですけどーっ^_^;

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