獣の奏者 Ⅱ王獣編(上橋菜穂子)

どれだけの試練を与えるのーっ!と、思わず呟いてしまう。馴らしてはいけない王獣と心を通わせてしまったエリンに、次々と訪れる試練。ドキドキというよりも、ハラハラが多すぎて心臓に悪い読書になりましたよー。もう、ハラハラさせすぎです(笑)

ひとつ試練を乗り越えたと思ったら、もう次の試練がやってくるって感じでして。その試練に立ち向かうエリンに声援を送るというよりも、両手を組み合わせて祈りながら心配しまくった読書だったような気がします。特に、ハルミヤの決断にホッとした後の出来事には、ぎゃぁーっ、ここまでするかーっ!と著者に悪態をつきたくなりました。柄の悪い読者ですみません。。。

心配で身悶えすることが多かったんですが、色んな試練が訪れながらも、それを通して成長していくエリンの姿には、拍手を送りつつ、とっても嬉しく思いました。もちろん、ワクワクもさせられたしね。楽しい読書ができました。

ただねー。なんだかラストがねぇ・・・。もう一筆欲しいっ!と思ったんですよね。なんだか、尻切れトンボのような印象が拭えません。エリンとリランの物語と思えば、あのラストでいいのかなーとも思いますが、それ以外が”うっちゃられたまま”のような気が・・・。面白く夢中で読んだ分、せめて、もう1ページだけでもエリンとリラン以外の物語を紡いで欲しかったなぁ、と思わずにはいられません。・・・それとも、続編の予定でもあるんでしょうか。




獣の奏者 II 王獣編
講談社
上橋 菜穂子

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