残される者たちへ(小路幸也)

うーーーーむ。面白くなかった訳ではないけれど、どうもこうモヤモヤ感の残る作品でした。

小路さんの出版ペースがとんでもなく早くって、ついていけない;;;小路さんって、元からこんな出版ペースなんでしょうか。すごいイキオイですねぇ。イキオイがあるのはいいんですが、私的に当たりばっかりじゃないところがちょっと・・・ね。おもいっきりハズレっていうのなら、追いかけるのを止めちゃうんですが、そこまで「ハズレ」ってことでもないから大変でして(笑)次は大当たりかもしれない!と思っちゃうと、思い切りがつかずに必死になって追いかける羽目になっております。ふー。

ということで、この作品ですが。これはちょっとイマイチ感が・・・。高度成長期に立てられたマンモス団地。人がどんどんいなくなり、廃墟のようになってしまったその団地。その団地の小学校の同窓会が開かれた。・・・懐かしい、ノスタルジックな人情味溢れるお話。だと思って読み始めたら、違ってまして。・・・あれ?なんか違うぞ。という思いのまま最後まで読んでしまったような感じでした。

だって、まさかSFだとは思わなかったんだもーん!読んでるうちに、「これってもしかしてSF?」とか思っちゃったあたり、「空を見上げる古い歌を口ずさむ」と雰囲気が似てるのかな。謎が謎のまま、曖昧なままで終わらせちゃうあたりも似てる(笑)そこは似せなくても良かったのにーっと突っ込みたくなりました。ということで、ちょっとスッキリしないラストでスッキリしない読後感。ちょっと残念。


(09.04.08読了)



残される者たちへ
小学館
小路 幸也

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