南方署強行犯係 黄泉路の犬(近藤史恵)

狼の寓話」に続く、南方署強行犯係シリーズ2作目。

前作同様、文体がイマイチ。そして、犯人も早い段階で分かってしまったりもして・・・;;;でも、軽めの警察小説として読むなら良いのかもなぁ~と思いました。

強盗犯に連れ去られたチワワの行方を探すうち、多くのペットと暮らす女性の自殺死体を発見してしまった圭司と黒岩。最初は自殺と思われたが・・・。

文体的に軽めではあるけれど、内容的には重い。読みながら、かなりどんよりとしちゃう。悲惨な状況描写が読んでて辛い;;;犬猫が絡むとどうしても、思い入れが違ってきちゃうし。実際、こういう悲惨な状況が報道される事も少なくないんですよね。そういう報道がされるたびに、人間の他の生き物に対する傍若無人ぶりを突きつけられたような気になります。自分はそういうことはしない!と思ってはいますが、何かのキッカケでこの作品に出てきた「アニマル・ホーダー」とならないとは限らない訳だし・・・。

ミステリ的にはイマイチ感が拭えませんが、事件の背景となったことは重く、色々なことを考えさせられます。黒岩が直面した家族の問題も含めて、ね。ただ、思い内容の割には読後感はそこまで悪くないのが救いかなぁと思います。




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この記事へのコメント

2009年03月08日 02:27
こんばんわ。TBさせていただきました。
結構内容が重たいですよね。
私も読んでいて心がずしっと重たくなりました。
文章は軽くて読みやすいんですけどね~。
それが近藤さんらしいと言えばそうなのですが^^;
でも、この兄弟は好きなので、もしもこのシリーズの新刊が出たら読むと思います。
すずな@主
2009年03月08日 07:28
>苗坊さん
心がずしっと重くなるような作品でしたね。我家にも猫がいるので、余計に重く感じたような気がします。でも、文体の軽さに救われたような印象を受けました。

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  • 南方署強行犯係 黄泉路の犬 近藤史恵

    Excerpt: どんな職場にも忙しい時期と暇な時期がある。珍しいことに南方署は暇だった。 圭司がここに配属されてから既に三ヶ月。 同僚の黒岩から、いきなり文庫本を渡されページを開けという。 真中あたりを開く.. Weblog: 苗坊の徒然日記 racked: 2009-03-08 02:26