キネマの神さま(原田マハ)

すっごく面白かった!というか、良かったぁ~~~!最後はお約束通りと言いますか、やっぱりホロリと涙ぐみながら読んでしまいました。

映画篇」(金城一紀)を彷彿させるような、全体を通して「映画」への愛に溢れた作品でした。これを読んだら、「映画が観たい!」と誰しも思うんではないでしょうか。かくいう私はもちろん「うわぁ、映画が観たいーーーっ!!」と、叫びたい気分に陥っております(笑)もちろん、観るなら家のちまっとしたTV画面ではなく、大スクリーンで!ね。

40歳を目前に会社を辞めた娘と、ギャンブル狂で映画好きな父親。二人はひょんなキッカケから映画誌と関わる事になり、そこで思ってもみなかった奇跡が・・・。

ベタなんです。本当にベタな展開なんですけどね。それを「やっぱりねぇ;;;」と感じることはなく、「そうそう!そうこなくっちゃ!!」「きたよきたよきたよーーーっ!!」とワクワクドキドキさせられちゃいました。とーーーっても楽しめた。古今東西の沢山の映画が登場するのもいい。知らない映画も大好きな映画もありましたが、そのどれもが魅力一杯に描かれていて、観てみたい!とか、もう一度、観たい!と思わせる。そういう意味でも、楽しませてもらいました。

特にゴウとローズ・バットのやりとりは秀逸。お互いを尊重しつつ論評を繰り広げる様は、読んでるこちらも大興奮でした。最後はちょっと哀しい結末でしたが、二人の友情に「キネマの神さま」はきっといる!と思えて、心に沁みました。

「キネマの神さま」というタイトルがピッタリの、映画への愛に溢れたこの作品。手に取って読むことになったのは、「まったり読書日記」のエビノートさんのレビューがきっかけでした。最後になっちゃいましたが、素敵な本に出会わせてくれたエビノートさんに大感謝です!




キネマの神様
文藝春秋
原田 マハ

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この記事へのコメント

2009年02月28日 20:45
すずなさん、こんばんは。
読んでくださっただけでなく、記事にも紹介してくださってありがとうございます♪
「キネマ野神様」はきっといる!と思わせてくれる内容に嬉しくなっちゃいましたね~。ゴウとローズ・バッドの映画を通じての友情だけでなく、娘の恋路に進展がありそう?って予感がほんのり見えるところも良かったです。
すずな@主
2009年03月01日 11:46
>エビノートさん
こちらこそ、素敵な本と出会わせてもらえてありがとうございます!
この作品を読むと「キネマの神様」の存在を信じたくなりますよね~。そうそう!ラストの娘の恋路も進展ありそうな気配が良かったですよね~。ちらっとだけなのが、残念なような、そこが良かったような・・・(笑)

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