彩雲国物語14 黒蝶は檻にとらわれる(雪乃紗衣) 

今までのまったり~感が嘘のようなゾクゾクっとする展開でした。
広げに広げていた風呂敷を、やっと回収し始めたのね~という印象。ということは、終わりに向かって突き進むだけなのかな、とも言えるけど。前半は、ぶはぶはと大笑い。後半は思わずホロリ。うん、面白かったぁ~。

面白かったけど、うむむむという展開になりましたなぁ。「劉輝よ、本当にそれでいいのか?」と、読みながら何度も念押し。なんというか、「あんた、一番やっちゃいけない選択をしたね?」と、冷たぁ~~く言い放ちたい気分。「だから、静蘭が良いっ!て言ってるじゃないのーっ」と、秀麗にも諭したい(笑)でも、今までの経験から、次巻であっさりと(かどうかはわかんないけど)撤回とかなりそうな気がしないでもないけどねぇ・・・。どうかな。

あとですね、意外だったのは紅家当主の交代。私的には、うわーそうくるかっ!?な展開でした。まぁ、それが妥当と言えば妥当というか、自然なことではあると思うけどさぁ。ほんわかお父さんのままでいて欲しかったなぁ・・・とか、今更ながら我侭なことを言ってみたり~(笑)

それにしても、黒幕の正体ですが。プロローグで予想出来ちゃうのはどうよ?出来るなら、黎深の言葉で「えぇーっ!?」と驚きたかった;;;なんか、今まですっごく勿体ぶって出し惜しみしてた割には、最後の最後では勿体ぶらないのね;;;とガッカリというかなんというか・・・。どうせなら、最後の最後まで勿体ぶって欲しかったよー。ちょっと残念です。。。でも、本当に黒幕かどうかは「どうでしょうねぇ。ふふふふ。」と著者のほくそ笑む姿が透けて見え隠れしてるような気がして、本当の本当はどうなの?という、ドキドキワクワク感は持続中です。・・・掌の上で転がされてる??(笑)

秀麗の秘密にもサラリと触れられていて、今後の展開がどうなるのかワクワクしちゃいます。ファンタジーだし、ラストは予想は出来ますが、そこにどう着地させるのか。どうか「えぇーっ!」と読んでる本を取り落とすような驚きの展開を期待したい!・・・と、めっちゃ我侭なことを思う無責任な読者であります(笑)




彩雲国物語 黒蝶は檻にとらわれる (角川ビーンズ文庫)
角川グループパブリッシング
2008-11-29
雪乃 紗衣

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この記事へのコメント

2009年01月18日 23:05
先が気になるのです。今回は出版がやや遅めだったので、このまま未完になるのではないかという不安感が高まりました。
はたして悠舜の真意は? そして、真の黒幕は??
持して待ちたいと思いまする。
すずな@主
2009年01月19日 11:04
>あまねちゃん
うん!先が気になるラストだったよねーっ!!
色々と気になるところがあって続編が待ち遠しいですね。早く出ないかな~!

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