テーブルの出来事~レストラン短編集(植松二郎)

レストランスタッフが実体験した出来事を9つの短篇としてまとめたもの。

職場の同僚が年末の大掃除で発掘したんだそうだ(笑)うん、分るよー。私も昨年末の”プチ大掃除”で色々、発掘したもんなぁ・・・。

予想通りホロリとさせられる作品が多かったかな。お客さんとスタッフ、そしてスタッフ同士の相手を思いやる気持ちから生まれた心温まる交流。まぁ、ベタと言えばベタですが、それでもウルウルっとさせられちゃいました。涙腺弱いのよね、私って・・・。

さすがに、どのレストランでも、そして全てのスタッフがこんな気持ちで働いていることはないでしょう。なので、こういう気持ちで働いているスタッフに巡り合えたお客さんが羨ましいなぁ・・・と思います。やっぱり、出来るならこういうお店で食事をしたいですもんねぇ。もちろん、私も、さりげない接客に嬉しくなったり、ほっと出来たりという経験が無いとはいいませんが、毎回ではないですもんねぇ。逆に不愉快な思いをしたことも、少なからずあるし・・・。

「ロールキャベツとクロッキー帖」「二人のテーブル」が好きだった。どちらも、ホロリとさせられました。あと「甘いフリッターはいかが」はスタッフ同士の交流を描いた作品で、思わず自分を省みたり・・・。興味津々なのは「とんかつ茶漬けの食べかた」ですね。「とんかつ茶漬け」ってどんな感じなんでしょうね?お茶漬けはやっぱりあっさり胃に優しいのがいいと思うんだけど、とんかつの油っぽさってお茶漬けにしたらどう変わるのかな~?と、興味があったり。食べてみたいな~という気持ちがチラリと・・・。所謂、怖いもの見たさのような感覚でしょうか(笑)

1.ロールキャベツとクロッキー帖~だれかの人生を、すこしだけ幸福にする
2.甘いフリッターはいかが~個性がちがうからこそ、いいチームワークになる
3.出羽路をゆく~挫折とは、自分でつくってしまった壁
4.未踏地を開拓せよ~プロは、いつもぎりぎりのところに身を置く
5.送別会の腕時計~もてなしを仕上げるのは、心を見届ける目
6.マルガリータできます?~固く閉ざした心にも、かならず風穴が開けられる
7.とんかつ茶漬けの食べかた~どんなに負けても、負けぐせをつけない
8.シンゴの父親~ひとを信頼するということは、自らを磨くこと
9.二人のテーブル~ひとが集う場所には、ぬくもりの記憶が残る



テーブルの出来事―レストラン短編集
幻冬舎メディアコンサルティング
植松 二郎

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