もう誘拐なんてしない(東川篤哉)

び、びみょー(笑)
けっこう面白かったんだけど、最後がねぇ・・・でした。

年末になり、あれやこれやとやることがテンコ盛りで読書がなかなか進みません;;;ま、何もかもを年末に溜め込んでる自分が悪いんだけどね。ということで、ちょっと軽めのお話が読みたくって手にした本でした。

タイトル&装丁から”コミカルなドタバタ狂言誘拐劇”だろうとは思ってましたが、まさにその通り!な内容でした。

読み始めは、あまりのコミカルさと初読み作家さんの読み慣れない文体のせいか、飲み会の席での大盛り上がりに一人だけ乗り遅れてしまったような、そんな居心地の悪さを感じてしまいました(笑)なかなか乗り切れなくって困った;;;実は、挫折しかけたりもしたのです。が、組長の長女への告白?で、「お?これは面白い展開になりそう!」と、ワクワク感が一気に増してしまったのでした。

狂言誘拐がいつの間にやら殺人事件にまで発展したものの、内容的には軽いままでコミカル路線が続いて読みやすかった。ミステリとしてもなかなか面白くって、「うわーそんな伏線が!」と思わず唸らされたりもしました。

ただねぇ、狂言誘拐をしようとした理由部分が最後では触れられないまま終わってしまって・・・。あれ?コレで終わり?結局、アレはどうなったのーっ!?と叫びたくなりましたよ。それがあったから、挫折せずに読み進めたのに・・・。おまけに殺人事件も犯人は分ったものの、そのまま放置みたいになってしまったし。すっきり解決!といかないラストでもやもや感が残りました。
「終わりよければ全て良し」の言葉の重みをヒシヒシと感じましたねぇ(笑)



もう誘拐なんてしない
文藝春秋
東川 篤哉

Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


この記事へのコメント

2008年12月22日 21:25
きちんとモロモロが回収されてたら、大団円ですっきりだったんですけどね~ちょっともったいない感じですね。コミカルさには結構はまっちゃいました。組長とか、全然怖くなく、逆にオモロイおっさんやなぁ~とうふき出しちゃいました。
べる
2008年12月23日 01:39
消化不良な部分はかなり残ってましたね^^;まぁ、東川作品だからいっか、と思ってしまいましたが(苦笑)。個人的にはカッパノベルスの烏賊川市シリーズが一番好きなんですけど、一般的にお薦めなのはミステリフロンティアの『館島』かなー。どの作品にもゆるーい空気が流れてます(笑)。
すずな@主
2008年12月23日 11:46
>エビノートさん
もやもやの残る結末でしたね~。どうなったのか、とっても気になります!
組長は、本当にオモロイおっさんでしたね(笑)この軽さが良い感じでした。

>べるさん
本当に消化不良で・・・;;;東川作品って、他のもこんな感じなんでしょうか~^^;他作品も読んでみたいと思ったんですが、ちょっと躊躇しちゃうなぁ。。。
でも、べるさんのオススメもあることだし、挑戦してみます!ありがとうございます♪

この記事へのトラックバック

  • もう誘拐なんてしない 〔東川 篤哉〕

    Excerpt: もう誘拐なんてしない東川 篤哉文藝春秋 2008-01売り上げランキング : 100118おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools ≪内容≫ とびきりキュート! 空前の身代.. Weblog: まったり読書日記 racked: 2008-12-22 21:18
  • 東川篤哉/「もう誘拐なんてしない」/文藝春秋刊

    Excerpt: 東川篤哉さんの「もう誘拐なんてしない」。 アルバイトを探していた山口県下関市の大学生・樽井翔太郎は夏休みの間だけ大学の先輩から たこ焼きの軽トラ屋台を譲り受けることに。たこ焼き屋台のバイト中に.. Weblog: ミステリ読書録 racked: 2008-12-23 01:34