スイート・ダイアリーズ(須賀しのぶ)

きょー!オンナッテコエェー!
と、叫びたい衝動に駆られました。同じ女だけど(笑)

や~怖かったですねぇ。ホラーの怖さじゃなくて精神的っていうのかな、そんな怖さ。女の執念とか嫉妬とかがゾワゾワーッと押し寄せてくる感じ。でも、実はこういうお話って好きなんですよねぇ(笑)同性として、どこかしらにシンパシーを感じてしまうから?私の内にも同じものを飼っているから?さて、どうなんでしょうね。実のところ、それは自分でもよくわからない。

女子高時代の同級生3人。30代を迎えて、亜希は不倫相手との破局、素子は夫のDVに悩まされていた。そして、フトしたことでお互いに殺したい相手を殺しあうという交換殺人を思いつき、それが実行に移され・・・。完璧に見えた殺人は綻びをみせ、完璧な人生を歩み何の悩みもなさそうだった有香も実は・・・。

素子ってば怖すぎ!結局、彼女が行動しなければ、それっきりだった訳だし・・・。ちょっと精神的にアブナイ感じ。他の二人が引きずりこまれちゃって抜け出せなくなってるよ。ひー;;;と思っていたら、なんというか、3人とも既にちょっと精神的に病んでいたという感じでして。特に、有香が最後の選択をした時には、ぞわぞわ感絶頂!でした。てっきり、ダンナか二人を・・・ってなるんだろうなぁと思ってたので、「いつもそうしてた」みたいなことを悟った時には、「うわ、そうくるのか!?」だった。

最終章。結局、亜希が一番普通のというか、3人の中では病んでいなかったのかな、という選択でしたねぇ。ちょっと残念だったかな。どうせなら、最後までシラをきり通すというか、救いようの無いくらいの破滅!という感じで終わらせて欲しかったなぁ、なんて思うんですが。それはあまりにも非情かなぁ・・・。



スイート・ダイアリーズ
角川書店
須賀 しのぶ

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