古書店アゼリアの死体(若竹七海)

ヴィラ・マグノリアの殺人」に続いて、葉崎市を舞台にしたコージー・ミステリ第2弾。

葉崎市の海岸で発見された水死体。他殺なのか自殺なのか。そして、この遺体は誰なのか。不幸続きの死体発見者に地元FM局のスタッフ、そして旧家前田家の面々と登場人物が入り乱れ、水死体発見から遺産相続問題に発展し、ロマンス小説専門古書店「古書ロザリア」では新たな死体が・・・。

ま~あいかわらず登場人物が多いこと!読みながら、なんども家系図を見直しちゃいました。が、途中からは面倒くさくなって前作同様ノリで読んでしまいました(笑)でも、支障はなかったんじゃないかな。きっと・・・たぶん・・・ね。

第2弾ということで、真相についてはそれなりの覚悟を持って読んだっていうのに、またしても「そっちかっ!?」と著者にもて遊ばれてしまいました。むー。かなり悔しい。あれこれ深読みしすぎたのがいけなかったのかなぁ。でも、私的にまさかそんなことまで伏線だったとは!だったので、深読みせず素直に読んでも分からなかったんじゃないかとは思うけど。とにかく、次作からはどんな言葉もサラリと流してはいけないんだと強く拳を握り締めました(笑)

そうそう。一番のメインの謎は水死体の正体なんだから、いくら途中で死体があったとはいえ、タイトルがいまいち合ってないような、と思いつつ読んでたんですよねぇ。古書店の死体は正体も犯人もすぐに分かった訳だし。だけど、読み終わったら「は~なるほど。納得。」でしたねぇ。そういうことか!と、ここでも唸る。ってか、思いっきり著者に遊ばれた感が・・・。あ、これってネタバレやも;;;

書けば書くだけネタバレになりそうなので、この辺でやめときます(笑)死体は出てくるけれど、ドロドロ感はなく、意表をつく真相、最後の最後まで二転三転する展開に楽しい読書が出来ました。面白かった~。この著者の初読み作品はハズレ気味だったけど、そういう時はもう1作読んでみたほうがいいのかな、と考えを改めさせられました。




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この記事へのコメント

2008年09月03日 18:12
前作の登場人物がチラリと登場してたりするところも、楽しめるポイントでしたね!
終わった~と思ったあとに、さらに一段上を行く手法は見事だなぁと思います。他にも若竹さんの作品読んでみたいです!
すずな@主
2008年09月04日 13:54
>エビノートさん
チラリだけの登場でも「お!マグノリアっ!」と嬉しくなっちゃいましたね~♪
そうなんですよね!終わったと油断した途端のどんでん返しにまんまとヤラレちゃいました。私も他の作品も読んでみたいと思ってます!

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