ラブコメ今昔(有川浩)

クジラの彼」に続く自衛隊恋愛物短編集第2弾!
・・・ということでいいんでしょうか。いいんですよね、うん。
ふぁ~可愛い装丁だなぁ・・・と眺めて、フト目に付いた文字に噴出してしまいました。帯のね、ちょうど背表紙の作者名のところ。有川さんのお名前の横に「最強恋愛小説家」って書いてあるっ!うっほーっ!と思いつつ、帯を外してその下を見ると・・・そこには有川さんのお名前だけでした。帯にだけ書いてあるところもツボ(笑)

そんな言葉通り、ベタ甘ラブコメ?な6編の短編が収められておりました。実は4編は雑誌掲載時に読んでおりまして、未読は2編だけ。・・・ちょっと後悔しつつ、でも「あのかんどー(?)よ、再びっ!」という気分で読みました。いつものように、笑って悶えて照れまくって(え)ホロリと涙しました。

・ラブコメ今昔
既読。初読みの感想はこちら
珍しく、若者世代ではない自衛官の恋愛話。現在進行中のというより、長年連れ添った奥様との馴れ初め話がメイン。初読みの時もだったんだけど、”襟に指”にヤラレましたです。きゃぁーっ、そんなことされちゃったらっ!ってなもんです。奥様がコロリとまいっちゃったのも頷けます。私もコロリとまいっちゃいます(笑)

・軍事とオタクと彼
何を隠そう、ワタクシも”可愛い笑顔”に弱かったりします。くしゃっとした笑顔を見せられたら、もぉーっ!きゅーーんっ、としちゃいます。コロリといきます。メロメロです(笑)そんな訳で、現在イチオシのタレントさんは上地くんです。あのくちゃくちゃの全開笑顔はタマランです。TVの前で、うひょひょひょひょぉ~と怪しい人になっていたりします。・・・と、話が逸れましたが。
ラブ話の中に海外派遣についての自衛官の心情とかが挿まれていて、ニマニマだけでは読めないお話でした。まぁ、この短編に限らず、自衛隊恋愛物はどれもがラブ話だけではなく、自衛官の心情や矜持などが語られていて、読みながらいろいろと考えさせられることが多いですね。

・広報官、走る!
既読。初読みの感想はこちら
映画の撮影時のあれこれがメインだったので、そこまでメロメロ甘々じゃなかったお話ですね。ご不満と言えばご不満(笑)でも、これはこれで好きなんです。特に、大きなミッションの後に、自転車こいでコンビニ行って、シュークリームやエクレアを買い込んで・・・とか、魚の煮付けだった・・・とかいうところなんか。自衛官の日常が垣間見れて、なんというかちょっと親近感みたいなものを感じたり。みんな一緒なんだよな、と。そして、普通のなんでもない日というのは、そういう日にしてくれてた人の存在があったりもするんだな、という発見。自分の知らないところで誰かが一生懸命に動いてくれているということ。私の知らないこと、見えないことが沢山積み重なって、私がこうしていられるんだという事実。忘れないようにしたい。

・青い衝撃
既読。初読みの感想はこちら
今までの有川作品とは、ちょっと毛色が変わった作品だなーというのが最初の感想でした。でも、旦那の言葉にぐわーっと悶えたりはしちゃったんですけどね(笑)今回も初読みの時と同じセリフに泣かされました。個人的には、見慣れた土地名が出てきて「おぉぅ。」となったので印象に残っている作品でした。インドアな私には、「航空祭」とか人がうじゃうじゃいる場所とかイベントは苦手でして、当然のように敬遠してたんですが、一度くらいは行ってみたいなーと思ったりもしたり。

・秘め事
既読。初読みの感想はこちら
まずはタイトルに驚いた作品(笑)有川作品から背徳のかほりが・・・とビックリしたよ。読んでみると全くそんなことはなく、ちょーーっとだけ残念に思いつつ、かなりほっとしました。や、有川さんには正統派ラブラブ話を貫いて欲しいんだもーん(笑)どのお話もそれぞれ好きなんだけど、強いて順番を付けるとしたら、これが最下位になるかなーと思います。あくまでも”強いて”つけるなら、です!ま、ニマニマ度が一番少なかったということです(笑)

・ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編
唯一の書下ろし作品。「ラブコメ今昔」に登場した若いカップルのお話。「ラブコメ今昔」を読んだときに、彼らのお話も読みたい!と思ったんで、この書下ろしはとっても嬉しかった。
やー良かった!この中では、このお話が一番好きかも。千尋ちゃんと一緒にドキドキして、うるる~んと涙しました。それにしても「そ、そんなに長い付き合いだったのかーっ!?」と驚かされましたねぇ。「ラブコメ今昔」を読んだ時は、あの取材がキッカケで付き合い始めたのかと思ってたんだけど。まさか、その前からだったとはねぇ・・・。予想外の設定に驚きつつ、そういう驚きをくれる有川さんにますます惚れたり(え゛)。


夜中に、うへへへ~と怪しい人になりながら読了。お布団の中で本を手にニマニマごろごろごろん。我慢できずに、ついつい再読。またまた、うへへへへ~と怪しい人になりながら、ようやく眠りにつきましたとさ。



ラブコメ今昔
角川グループパブリッシング
有川 浩

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この記事へのコメント

2008年07月08日 00:32
こんばんは。安眠できましたか?
どれがよかったと決めるのは難しいのですけれども、あれやこれやと有川さんの殺し文句に、うふふえへへとアヤシイ人になりました。
私も読み直しちゃおうかな~。
すずな@主
2008年07月08日 15:21
>あまねちゃん
さすがにその後は爆睡しました(笑)
お、あまねちゃんもアヤシイ人でしたか!どのお話も有川節炸裂でヤラレまくりだったね☆

手元に置いとくと何度も何度も読み直しちゃいそうだったので、早々に職場の貸し出しルートに乗せました(笑)・・・でも、手元に無いと、余計に読みたくなるということに気付いたり^^;;;
2008年08月06日 20:10
私も既読のものがいくつかあったんですけど、何度読んでも同じところでクワーッっと悶えちゃいますねぇ(^_^;)
これも息の長いシリーズになってくれたら良いなぁ~と期待してます。
2008年08月06日 23:50
すずなさん、こんばんは(^^)。
あ・・・私も「秘め事」に思わずドキッとしました(笑)。
今回は、家人のいない家で読みました(登校日)。たぶん、いたら相当ビビられたと思います(^_^;)。
すずな@主
2008年08月08日 10:46
>エビノートさん
先に読んじゃうと単行本で出たときに・・・;;;と心配してましたが、全くの杞憂でしたね。分かってても悶えてしまう。恐るべし有川マジック!(笑)
続編を読みたいシリーズですね。

>水無月・Rさん
あのタイトルにはちょっとドギマギしちゃいましたね~。まさか、有川さんがっ!?とビックリしました。
読書日が子供さんの登校日でなりよりでしたね~(^_-)-☆私はもちろん部屋に篭って読みましたよー(笑)
たまねぎ
2008年08月14日 00:06
こんばんは。確かにです。その節は失礼しましたたらーっ(汗)
私もこの本を読んで思わず基地祭と検索してしまいました。
ちょっと遠いけど、県下には有名な駐屯地もあるしと。
なによりタクワンが食べてみたい。
すずな@主
2008年08月16日 11:48
>たまねぎさん
今まで敬遠していたのに、これを読んだらつい駐屯地のイベントに行ってみたくなりますよねぇ~(笑)
タクワンは私も興味津々です!一度、食してみたいですっ!!
2008年10月25日 22:17
こんばんは。文章の随所から、すずなさんの作品に対する愛が伝わる素敵な感想でした^^
わたしも実は「ラブコメ今昔」だけ雑誌掲載時に読んでたらしいです。らしいっていうのは記憶があいまいだから…(^_^;途中まで読んで「どうにもこの展開を知っている?!エスパー!??」とか思ってた自分が恥ずかしい…

(気をとりなおして)わたしも沢庵食べたいです!
すずな@主
2008年10月26日 14:39
>麻巳美さん
ありがとうございます♪
私も途中で「・・・あ、れ?これ知ってるような・・・」ってことが、よーくあります。図書館から3回も同じ本を借りてしまった時にはちょっと凹みました^^;;;

あの沢庵は美味しそうですよね!!是非、食べてみたいですね~。
2008年11月13日 21:47
こんばんわ。TBさせていただきます。
結構既読が多かったんですね。
私は単行になってからで、しかも図書館に入るのを待ってるので結構出遅れます。
どの作品も好きですね~。
でも中でもお気に入りは「軍事とオタクと彼」ですね。可愛らしいですよね~
あ、上地君、ちょっと合うかも。笑顔かわいいですもんね^^
「ラブコメ今昔」のあのシーンも良いですよね。
私もたぶん、一目惚れしちゃいます。
すずな@主
2008年11月14日 14:49
>苗坊さん
そうなんですよー!つい、色んなものに踊らされて掲載雑誌を買ってしまったんですよねぇ;;;単行本を読みながら反省しまくりました^^;

どの作品も良いですよねー!
お、”上地君の笑顔”を分かってくださってありがとうございます♪
「ラブコメ今昔」のあのシーンはタマランです!あんなことされたらコロリといっちゃいますよねぇ(笑)

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