心に龍をちりばめて(白石一文)

昼ドラ?と思いつつ読んだ(笑)
不倫、母親の自殺、養子、破談、妊娠、そして再会した同級生は暴力団組員などなど・・・。う~わ~な人間関係に、うっひゃぁ~な展開。まさに昼ドラ!な世界を堪能したような気がする。

よーく考えたら、こういう作品ってあんまり読んでないような気がするんですよね。好きなジャンルがSFにミステリにファンタジーだからねぇ(笑)この作家さんって、こうやって読書ブログを始めて、いろんなブログ様を覗かせてもらってなかったら、手に取ってなかったと思うもんなぁ。だからなのか、感想がね・・・ほとんど出てこない;;;

だからって、面白くなかったってことはないんですよ。ワクワクしたりドキドキしたりはなかったけど、先が気になって夢中で読んだしね。特にラストは、別な結末を予想しながら読んでいたので、とっても意外で意表を突かれました。哀しい結末を予想してたので、おぅ、そうきたのか!でも、良かったなぁ・・・と思えるラストでホッとしました。

そういえば、「ワクワクドキドキはしなかった」って書いてるんですが、うっほーっと心躍った場面があったんでした!主人公の女性が、結婚しようとしてる相手と両親に向かって啖呵を切ったところ。あそこは読みながらテンションがあがりましたね~(笑)まさに「よくぞ言った!」と拍手喝采でした。ホレボレ。

途中、このタイトルがしみじみと沁みる文章がありまして。「永遠のとなり」を読んだ時にも、このタイトルってこういう意味だったのか!と、ついホロリとしちゃったんですけどね。今回も、同じように感慨に耽りました。この著者さんってタイトルを付けるのが上手ですねぇ・・・。って、まだ2作品しか読んでないんですけどね(笑)



心に龍をちりばめて
新潮社
白石 一文

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この記事へのコメント

2008年07月22日 17:26
強くしたたかな女性像がよく著されてたような気がしました (^^ゞ
すずな@主
2008年07月24日 15:49
>じゅずじさん
そうですね。
女性の芯の強さ、ぶれない強さみたいなものを感じましたね。

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