しろいうさぎとくろいうさぎ(ガース・ウィリアムズ)

原題は「The Rabbits' Wedding」。日本語タイトルより、こっちの方がいいと思うなぁ・・・。

泣きながら読んだ。内容としては、そんな泣くようなもんじゃなくて、逆ににっこり微笑むようなお話で、この絵本を読むことになったキッカケが泣かせたようなもの。

数日前、友人達と旅先で見つけた絵本店。そこで、友人が「すっごく好き」で、「これを読むと、結婚したいという気持ちになる」、(だから)「私にも読んで欲しい」と、力説しながら探していた。「へぇ~~」と頷きながら、その場はそこで流していた私。最近、「メンドクサイノー」が口癖のようになっている私を心配してくれちゃったのかどうなのか、友人からその絵本が送られてきたのです。ある日、頼んだ覚えのない荷物が届いて、不審に思いつつよーくみると依頼人のところに友人の名前。頭の中に??を飛ばしながら、梱包を開くとこの絵本が姿を現しました。見た途端、ぶわぁぁっとあふれ出てくる涙を止めることができませんでした。遠くに住んでいるから、年に2回くらい、それも数時間しか会う機会のない私に、これを贈ってくれた友人の気持ちが嬉しかった。とってもとっても嬉しかった。心の中が暖かぁーく優しい気持ちで一杯になりました。

仲良しの白いうさぎと黒いうさぎが「ずっといっしょにいたい」と「いっしょうけんめいねがい」、その願い通りに結婚するというお話。シンプルな短い言葉で綴られる文章に、愛の、結婚の、本質ってこれだよなーと気付かされる。子供が読んだら、うさぎちゃん、良かったねーとなる。大人が読んだら、その内容の深さに心を動かされる。そんな絵本だと思います。

イラストも原作者が描かれていて、哀しげに考え込む黒いうさぎや、驚いて目がまんまるになる白いウサギの表情がとっても印象的。

「いつも いつも いつまでも?」
「いつも いつも いつまでも!」
             ~本文より~


大切な本が増えました。ありがとう。


しろいうさぎとくろいうさぎ

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