楊令伝(四)雷霆の章(北方謙三)

この巻を読んでたら、水滸伝を再読したくなっちゃった。・・・や、そんな時間的・精神的余裕は無いのでやらないけど(笑)でも、いつか再読出来ればいいな・・・。

とうとう王母様がお亡くなりになってしまいました。前巻の様子から、長くはないなぁ・・・とは思っていたけれど、それが本当になると寂しいものがありますね。そして、子午山で暮らしたことのある面々が集う場面では思わず涙。楊令や史進や花飛麟などなど。みんな、王母様の前ではただの子供だったんだよな、と改めて感じたりもして。義兄弟のようですね。なんだか、ちょっと羨ましくも思ったりもしました。

そして、呉用。・・・やっぱり、ですかね。彼はこのまま梁山泊軍には戻らないような気がします。そして、公孫勝もなんだか・・・な、感じなんですが。先が短いのかな。そんな気がする。こうやって、世代交代のように、一人、また一人、と漢達が消えていくんでしょうか。

「楊令伝」というタイトルながら、楊令と敵対する漢達も細やかに描かれています。良くも悪くもそれぞれの信念に基づいて行動する彼ら。特に、童貫が今後、どう動くのか、どうなっていくのか、すっごく気になります。最後に、梁山泊軍との、楊令との、熾烈な戦いがあるのだろうとは思いますが。どんな戦いになるのか、想像するだけでワクワクというかゾクゾクします。その前に、例の宗教蜂起を何とかしなきゃいけないんだろうけどね、きっと。

この巻では、花飛麟の成長ぶりが窺えてそれも嬉しかった。これからも、どんどん活躍していって欲しいなぁ・・・。



楊令伝 四 雷霆の章

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