犯人に告ぐ(雫井脩介)

面白かった。
これって、たしか映画化されてたハズ。ちょっと前に、新聞の広告で見かけて興味を持ったんだけど、なかなか遭遇出来なくって。やーっと読めました。でも、待っただけはあったかな、と思えるくらい面白かった。けど、ちょっと不満もあったり・・・。

連続児童殺人事件を解決する為に警察とテレビ局が手を結び、劇場型捜査が行われることに。果たして犯人を上手く乗せられるのか、乗ってくるのか・・・。

テレビを通じて犯人に呼びかけ、警察の矢面に立って一人で対峙する巻島。犯人だけではなく、マスコミや味方であるはずの警察の中でも対峙しなければないらい人々がいて。それぞれの緊迫したやりとりに、ドキドキしまくりました。

ただ、ドキドキした分、犯人逮捕のキッカケとなった事柄が、ちょっとねぇ;;;でした。気が抜けたというか、それはあんまりじゃなかろうか?と思っちゃったんだけど。その偶然は不自然すぎるような、ご都合主義過ぎるような気がしてならない。雨は降らなかったのか?とか、ついつい突っ込みたくなったよ。最後に巻島が遭遇した事件は、納得できるし、そうきて欲しいと思ってた通りだったんで、それは良かったんだけどねぇ。

一度は表舞台から去った巻島の、刑事としての意地やサガのようなものにはとても惹かれました。巻島を主人公にした、新たな物語は紡がれてないのでしょうか?是非もう一度、彼に会いたいなーと思ってしまいます。

そして、実は雫井作品初読みだったんですよね。他の作品も読みたいです。・・・最近、こんな作家さんが増えてしまって困ってしまいます(笑)


犯人に告ぐ

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  • 【雫井脩介】犯人に告ぐ

    Excerpt:  名前は聞いたことがあるような無いような…という程度でまったくノーマークだったのだが、猛読酔書の感想で興味を持ち、書店で手に取ってみた。  初読み作家でいきなり上下巻モノは冒険かもと思いつつ、帯.. Weblog: higeruの大活字読書録 racked: 2008-04-20 01:00