MM9(山本弘)

なんだか特撮モノのTVドラマを見ているような印象。ウルトラマンだよ、これは。

地震や台風と同じ自然災害の一つとして「怪獣災害」が存在するという設定。色んな怪獣が襲う日本を舞台に、気象庁特異生物対策部、通称・気特対部員たちの活躍が描かれる。怪獣と同じ大きさのヒーローは登場しないんで、ウルトラマンとはちょっと違うけどさ~。ウルトラマンが登場しない「ウルトラマン」を見てるって感じかなぁ。

最初に登場したのはエビの怪獣。自衛隊も登場しちゃったりして、「海の底」(有川浩)を想像して高まる期待。・・・が、あっけなくミッション終了。あれぇ?なんかあっさりしすぎじゃないのぉっ!?と思いつつ、次の章へ。
・・・うーん、うーん、うーーーーーーん;;;本を読んでる気がしない。エンターテイメント性というんでしょうか、そういうものがかなり強い作品でした。神話なんかもモチーフにしてあって、興味深く読めるんだけど、なんだか表面だけをサラリと撫ぜたような感触で。もう少し深みっていうかね、そういうものが欲しかったなぁと思っちゃいました。ストーリー自体は面白かったんだけど、短すぎかな。長編で読みたいなぁと思った。

最後のオチに、ほほ~そうきたか、という感じ。あえて、そこまで言及しなくってもいいような気がしないでもないんだけど。元々がSFなんだしね。

小説にするより、映像化した方がいいかもね、なんてことも思ったりなんかしちゃったり。期待してた分、ちょっと物足りなさを感じちゃった。


MM9

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