彩雲国物語10 緑風は刃のごとく(雪乃紗衣)

静蘭の出番が少なぁーーーーいっ。
・・・と、ぶちぶちクレームをつけながら読了(笑)新展開ですかね。やっと秀
麗も貴陽でのお仕事開始!という感じです。・・・が、険しい道はまだまだ続く、ようですね。

この著者ってば、なかなか侮れん、と思っていたけど、この巻を読んでますますその思いを強くしました。秀麗に課す試練が半端じゃないわ。少女向けの小説で、ここまで社会人としての、上を目指すものとしての、苛烈さ、至難、求められる厳しさなどなど描き込むとはねぇ・・・。だからこそ、長いシリーズなのに飽きずに面白く読めるんだろうけどね。

そんな訳で、ますます目が離せなくなりましたねぇ。新キャラもまたまた登場して、ますます色んな人間関係が複雑になってきました。まぁ、「楊令伝」(北方謙三)やグイン・サーガ(栗本薫)を読んでる身としては、まだまだ大丈夫だとは思うけどさ(笑)

そして、それぞれが岐路に立ってるのかな、という感じですねぇ。藍家の動きもなかなかだし。主上がどう動くのかしら、この困難をどう乗り越えるのかしら、と楽しみでーす。静蘭贔屓の私としては、別に乗り越え無くってもいいけどね、な気分なんで気楽なもんですけど。

それにしても、毎巻のようにチラリと触れられる秀麗の「結婚しないわ。」という”秘密”。いつになったら明かされるんでしょうか?なんだか引っ張りすぎっていうか、ここまで大して物語の本筋に関わってこないなら、もっと後から出しても良かったんじゃないの?と思っちゃうなぁ。
・・・と、早く知りたくって、焦れまくっている読者のぼやきでした(笑)

彩雲国物語―緑風は刃のごとく (角川ビーンズ文庫)

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