決定版 風の大陸Ⅴ(竹河聖)

富士見ファンタジア文庫として発表された「風の大陸」第二十三部~最終章に加筆修正を加えたもの。

ふー終わりました。終わりましたよぉーっ(喜)
長いお話だったけど、5冊にまとめてあるだけあって、途中で間延びしても巻毎に読後感は「次!続き読まなきゃ!」という気分になれて良かった。これを文庫版で1巻ごとに読んでいたら、もしかしたら途中で挫折してたかもしれん;;;・・・と言いつつ、最終巻まで読んだだろうけどね。グイン・サーガ(栗本薫)だって、何度か途中挫折の危機を乗り越えてきてるんだし(笑)

え~最終巻。ま、予想はしてましたが、無事にハッピーエンドで終わってほっとしましたね。私好みのラストだったし、ただ、そのラストが駆け足気味で、お?おぉーっ!?と、予想以上に展開が早かったのはビックリというか物足りなさも残ったけどね。

なんたって、最初から「大陸を救う、救う、救うぞーっ!!」って、事あるごとに喚いていた割には、あっさりと大陸を救っちゃったし(笑)おぉーっ!いよいよクライマックスっ!!ってワクワクして、どんな展開が!?この山はどう越えるのかっ!?ってドキドキ期待に胸を脹らませたんだけどねぇ。・・・え?お、終わっちゃった?大陸ってば救われちゃった?という感じでして。もう一山ってか、一波乱起きるんだと思ってたんで、そこはすんごく拍子抜けでした。

そして、ケントウリ族はどうなったんでしょうねぇ?なんだか、一切触れてなかったような気がするんだけど。い、いいのか?いや、良くないでしょう!どうなったか、すっごい気になるよなぁ・・・。そういや、この「決定版」には収録されてないんだけど、外伝とかもあるらしいじゃないですか。「決定版」って謳ってるなら、それまで入れんかい!とクレーム付けたいですよ。文庫版の何処かの巻に収録されてるのかな?それとも、最終章後に発刊されてるのかな。ちょっとリサーチしてみなきゃね。読みたいもんなあ・・・。まぁ、外伝の内容にもよるけどね。出来れば、本編以降のお話だったらいいなぁ。半年後とか1年後とかさ。

ということで、このシリーズも無事に読了。次は「No.6」に手をつけようかな。それとも、シリーズ物はちょっと休憩?しようかなぁ(笑)


**決定版 風の大陸Ⅰ
**決定版 風の大陸Ⅱ
**決定版 風の大陸Ⅲ
**決定版 風の大陸Ⅳ


風の大陸 5 決定版 (5)

この記事へのコメント

2008年01月21日 00:55
んー。外伝もお勧め、かな? 間をあけずに読んだほうが、数多いキャラが混乱せずに読める気がします。
それと、カルナーはセットでよろしく。

この「とりあえずのハッピーエンド」に好感を持ちました。
今は乗り切った。でも永遠にハッピーであるとは限らない。そのバランス感覚。
最終巻だけ読み直したくなりました♪
すずな@主
2008年01月21日 13:55
>あまねちゃん
かな?ですか(笑)その後のお話なのかな?だったら読みたい。
えっとぉ、「カルナー」って何ぞや?^^;

そうだね~。このラストは好きです。
ただ、山場だと思っていた「世界を救う」ところが、呆気なさすぎて脱力だったのが・・・^^;ま、「救う」ことじゃなくて、その過程に重心が置かれていたような気がするので、こうなるのも必至なのかなという気もするけど。
2008年01月21日 20:48
かな?です。だって、私、外伝を全部は読んでいないので。
未来の話ではなくて、物語の合間だったり、本編登場直前や直後の話が多いので、本編の記憶が薄れると面白みが薄れると思うの。
『巡検使カルナー』というシリーズ、『風の大陸』の数百年前が設定。主人公は水の貴公子カリスウェンの御先祖様。
現在、入手困難なので、見つからないときは言ってください。

ずいぶんと長く続いたシリーズだから、作者が大人になっちゃったというのもあるのかな。夢見がちなハッピーエンドを示す無邪気さから、現実を憂いながら見据える成熟へ。このラストの先を見越してしまう、ケントウリのような悲哀の感覚をぬぐえなかったのかもしれません。
すずな@主
2008年01月22日 11:13
>あまねちゃん
そっかぁ~、外伝もちょっと探してみるかな。
カルナーはカリスウェンのご先祖様のお話ですか!へぇ~興味津々。
・・・でも、長いお話なのかな?^^;
2008年02月18日 22:36
こんばんは。最終章だけレビューを書いたので、TBをお願いします。
加筆修正分も読んでみたくなりました。
すずな@主
2008年02月19日 13:27
>あまねちゃん
お~びっくりしたよ。

・・・外伝、読まなきゃなぁ^^;

この記事へのトラックバック

  • 風の大陸:最終章 祈り

    Excerpt:  竹河 聖 2006 富士見ファンタジア文庫 たった三人の出会いが、世界を救う Weblog: 香桑の読書室 racked: 2008-02-18 22:33