芥子の花 金春屋ゴメス(西條奈加)

文句なーし。面白くって世界陸上もそっちのけで一気に読了。
金春屋ゴメス」の続編。
別所を覗いて下さっている方はご存知でしょうが、図書館への返却日の関係で著者の新刊の方を先に読まなきゃいけなくって、ちょっと「うがーっ!つーづーきー!」と内心唸っておりました(笑)地元と隣町の2館を利用していると、時々こんなことがあるのよね;;;

待たされた分(といっても、ちょっとだけどさ/笑)は、きっちりと笑いや胸躍るワクワク感で返していただきました。もうね、最初から笑っちゃったんだもーん。松の廊下でゴメスが床を・・・の場面。職場で大笑いしちゃったよ。ちょうど誰もいなかったんで遠慮なく声をだせて良かった。

今回は阿片の密輸(?)を巡る騒動。江戸国の存亡がかかっているとなれば、辰二郎達に頑張ってもらわねばなりません。前作のことがあるからさ~、お~こっちかな?と思っても、・・・いや、それは違うかも?ってことは・・・と、ちょっと疑り深ぁーーくなりながら読み進めた。でも、私のオツムでは所詮、考えられる事、想像出来る事に限界がありまして。またしても、うっわーそれかっ!?そっちかっ!?でした。・・・ちょっと悔しい。

そして、魅力的な登場人物達も増えましたね。彼らが今後、どんな活躍をみせてくれるのか、益々楽しみになってきました~。朱緒様ってば、素敵じゃないですか!ゴメスの凄さには”ひえー;;;”だけど、朱緒様の凄さには同性でも憧れるなぁ。そして、辰二郎がいい男になっていて嬉しかったり~。

「江戸国」という設定をついつい忘れて、読んでる途中で「月に居住」とか出てくると「あ、SFだった!」と思い出す。そんな感じで読んでいました。こういう設定は、いままで読んだ事がなかったんでなかなか慣れないなぁ。でも、それだから2作目でも設定の新鮮さを感じられて良かったけどね。

最後の次巻への引き具合も上手いです。焦がれるほどの「つーづーきーはーやーくぅーっ!!」はないけど、でも、「次巻が待ち遠しいよぉーっ!」という気持ちは心の隅っこにきちんと鎮座されている、という感じです。
ゴメスの正体?もなかなか明かされず、江戸国存亡の危機も迫っているようで、次巻がどうなるのか、とっても楽しみです。

芥子の花 (金春屋ゴメス)

この記事へのコメント

2007年09月02日 16:19
デビュー作よりこちらの方が、SFを抑えた本でしたね。SFが苦手なので、こちらの方が楽しめました。
2007年09月02日 20:35
すずなちゃん、早ーいっ。
一作目より外見は薄いのだけれども、中身は充分の厚みがあったと思います。
『烏金』も早く読みたいなあ。
すずな@主
2007年09月03日 10:42
>しんちゃん
2作目ってことでSF設定の説明もなかったからか、余計に「時代小説」って印象が強かったですね~。
楽しめてなによりです♪

>あまねちゃん
だって、続きが読みたくって、うずうずしてたんだもーん(笑)
「烏金」はSF全く無しの普通の時代小説でした。これも良かったよー。
2007年09月03日 19:13
辰二郎成長してましたよね~♪
頑張れよ~と読みながら応援してました。
ほんと、続きが気になる終わり方で、早く続きが出ないかなぁと待ち焦がれてます。
すずなさんも複数の図書館利用されてるんですね!私も2館併用中。どっちも田舎の図書館なので、人気の本も比較的早く借りられるので重宝してます♪
すずな@主
2007年09月04日 05:51
>エビノートさん
辰二郎の成長っぷりには「おぉ!?」と、ちょっとびっくりしちゃいました。←失礼^^;
次巻はどんな展開になるのか楽しみですね~!
エビノートさんも2館併用ですか!お仲間ですね♪私の方は片方が”町立”なので、利用者数が少なくって人気本はもっぱらそちらで借りてます。
2008年03月05日 03:22
ゴメスの超人ぶりが際立っていましたね。
辰二郎と朱緒様のほのかなロマンス。これからどうなるのかも楽しみです。
すずな@主
2008年03月07日 13:41
>藍色さん
ますます超人ぶりを発揮のゴメスでしたねぇ。主人公が誰かわからなくなりそうです(笑)
二人のこれからも楽しみですよね。続編が早く読みたいです~!

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