床下の小人たち(メアリー・ノートン)

これ、子供の頃に読みたかったなぁ・・・。
私はどうもこの手の海外ファンタジーは弱い。子供の頃に読んでない。「ナルニア」だって「モモ」だって、大人になってから読んだ。子供の頃にちゃんと?読んだのは「大草原の小さな家シリーズ」と「小公女」などのバーネット作品くらいだと思う。「赤毛のアン」もそれなりの大人になってから読んだ人なんだよね。”少女達”がプリンスエドワード島に憧れる頃、私はホームズ(コナン・ドイル)や江戸川乱歩の世界にどっぷりつかってワクワクハラハラの毎日だった。
この作品も、よくお伺いさせてもらっているエビノートさんの「まったり読書日記」でレビューを目にしなければ知らないままだったんじゃないかと思う。子供の頃に読みたかったと思うけど、知らないままで終わらなくって良かったなぁ~と思った。

生活に必要なものは、すべて人間から”借りて”暮らしている。床下で暮らす、そんな”借り暮らし”の小人達のお話。マッチ箱で作ったタンスに、壁には郵便切手が名画のように飾られている。人間から”借りた”様々なものを使って、自分達の生活用品に変えている。そんな”借り暮らし”達の生活の様子を読むたびにワクワクしたり、なるほど!そう使うのかぁ、と感嘆したり。

平和な生活が続いていたのに、ある日、”借り暮らし”の女の子が人間の男の子に姿を”見られ”てしまった!”借り暮らし”の人たちはどうなるのか!?そこからはもうね~、子供の純粋さと優しさからくる無鉄砲さにハラハラドキドキヒヤヒヤ。

すっごくドキドキしたりで、どうなるの?どうなるの?って先へ先へと読み進めていったんだけど。面白かったんだけど。でもね、子供目線じゃなく大人目線で読んでしまっている自分を発見して、とっても悔しかった。気付くと”借り暮らし”の女の子目線じゃなくて、お父さんやお母さん目線で読んでんだもん。ワクワクよりもハラハラの方が大きいの。「うわーダメよ、ダメよぉぅ。そんなことしちゃっ!」って心で叫んでいる自分に、「ちぇっ」って気分(笑)

この作品はシリーズ化されてるらしい。続きも読みたいけど、図書館においてあるかなぁ?探してみなきゃ。


床下の小人たち (岩波少年文庫)

この記事へのコメント

2007年09月17日 20:30
そう、子どもの頃に読んでいたら~って、ちょっと悔しくなっちゃいますよね。
すずなさんは、ホームズ作品を読まれてたんですね。
私はつい最近、ホームズのパスティーシュ作品を読んで、読んでれば良かった!と悔しい思いをしたばっかり(^_^;)
最近出版された本ばかり読んでるんですけど、たまには古典作品読んでみるのも良いなぁ~と思いました。
すずな@主
2007年09月18日 09:26
>エビノートさん
そうなんですよっ!子供の頃に読みたかったですね~。それだけが、ちょっと残念;;;

私、シャーロック・ホームズの大ファンでして^^;子供の頃は、本気で「ワトソンになりたいっ!」と思ってました(笑)うわー。なんだか読み返したくなっちゃいましたよ・・・。

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