孤虫症(真梨幸子)

ぐわー気持ち悪かったぁぁぁっ!!
読んでる間中、その気持ち悪さが付きまとって離れない。なんたって、本の装丁からして凝ってるからねぇ。手に取った時の感触といったら!読み始める前は、へ~変わってるな~面白い!と思ってたんだけどね。お話を読み進めるにつれて、その感触の気持ち悪さがどんどん募ってきて・・・;;;読み終わった今、あんまり表紙に触れたくないよ・・・。

途中で語り手が入れ替わる。
・・・と、あれ?え?んんっ!?どういうこと?・・・ってことは、今まで読んだのって・・・まさか!という感じでした。現実と虚構が入り混じってしまって、どれが現実でどれが虚構なのか分からなくなる。最後まで読んでようやく、このお話の世界がどうなってるのか見えてきましたね~。むむむむ、やるなぁと唸ってしまうくらい。

母娘、姉妹、友人、夫婦・・・様々な関係の”嫉妬”が、このお話の軸になってるような感じで。この”嫉妬”が到るところに落ちている、投げつけられる。受け止めきれないと、倒される。”虫”も恐いけど、やっぱ一番怖いのは人間だよね。

それにしても。
本当に気持ち悪かったのです。今でもちょっとねー;;;な感じなのです。
『カリカリカリカリカリカリカリ・・・・・・・』と、何処からか聞こえてきそう・・・。

孤虫症

この記事へのコメント

2007年08月26日 20:01
すずなさん、こんばんは!
そうそう、本の装丁も凝ってましたよね~。
途中からあの感触もたまらなくって、なるだけ触らないようにしながら読んでたことを思い出しました。
虫も怖かったし、確かに人の心も怖い。
いろんな意味で怖さを感じさせられた作品でした。
すずな@主
2007年08月27日 11:53
>エビノートさん
読んだ後、「装丁は懲りすぎ」って感じるくらいでしたねぇ^^;;;
久々に気持ち悪いと思った作品でした。この気持ち悪さを共有できる方がいらっしゃって嬉しかったのです(笑)

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  • 孤虫症 〔真梨幸子〕

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