幸せな嘘(きむらゆういち)

「あらしのよるに」の著者による小説。・・・ちょっと辛口系の感想になります;;;

脚本に行詰ったシナリオライターが行方をくらませ、辿りついた先は九州の港町。・・・熊本?長崎?博多?そのあたりかな、たぶん。・・・って、範囲が広すぎだけど(笑)そこでバーテンダーとして暮らし始めた彼は、出会った人々や心通わせた女性との交流を深めるにつれ、シナリオライターとしての自分を取り戻していく。彼は、そんな人々との交流をベースにした脚本を書き上げ、昔お世話になった人にその脚本を送り・・・。

ありがちなお話にありがちな展開、という恋愛小説・・・かな。ベタ過ぎる。読みながら、ドラマを見てるような、そんな錯覚に陥りそうになる。まさに月9ドラマのよう。絵本・童話としてはいいのかもしれないけれど、小説として考えるとこの文章はどうか・・・とも思ってしまう。感情がなかなか伝わってこない。人物たちの会話でも、言葉が並べられているだけで、そこからその人の心の動きとか気持ちが感じられないんだよねぇ・・・。ただ、淡々と登場人物達の言動が綴られているという感じかなぁ。まさに”脚本”みたいな印象を受けます。これを俳優さんに演技してもらって、喜怒哀楽を彼らに表現して欲しいような・・・そんな気持ちになりました。

幸せな嘘

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