ソウル・ボディ-魂の約束(上)(明野照葉)

うーん。なんとも感想を書き難い小説です。

amazonの本文紹介によると・・・。
『ある日突然、「神」の言葉を聴き、眩い光に包まれる。"進化"は突然やってくる。そして、変化は常に好ましいもの。松本清張賞受賞作家、初の"スピリチュアル自己啓発小説"』

そもそも”スピリチュアル自己啓発小説”ってのが、イマイチわかんなーい!という感じでして。まぁ、読んでいけば、あーそういうことかぁと分かるんだけどねぇ・・・。なんか今までの明野さんと、ちょっと違うって言うか、全く違うって言うか・・・。すんごく、言葉を濁しちゃってるんだけど(笑)途中で投げ出すほどツマラナイってことはないけど、次作もこんなんなら読まない。・・・と思う、うん。

「自分達が過ごしやすいように環境を変える術を手にした人間にとって、これ以上の肉体の進化はありえないであろう。だとすれば、次に進化が訪れるとしたら、それは脳、いわゆる精神である。」

うん。わかる。言いたいことはよく分かる。必然的に宗教色が出てくるってのも分かるんだけど。でも、なんだかね、その宗教色があまりにも強すぎるような気がする・・・。そう感じるのは私が無宗教だからなんでしょうか。

歌舞伎町の風俗店に勤める菜緒子にある日突然、異変が起きた。世界が変わった。いや、世界はそのままに自分の内なるものが変わってしまった。恋人、食べ物、仕事すべてに理由もない嫌悪感を抱くようになってしまい、以前の生活を続けることが出来なくなってしまった。

突然、今までの生活を続けられなくなってしまったら、それは本当に大変だと思うし、自分の身に起こったら嫌だなーと思う。だって、仕事すら出来なくなるってことで、そうなったら生活すら危うくなるということだもんね。自分が好きだったことに、何の興味もなくなる、嫌悪を抱いてしまうなんて・・・。私で言うと、読書に何の魅力も感じなくなるというか、嫌悪すら感じるようになるってことでしょう?それは・・・想像もしたくないぞ。仕事はね、好きになって、やりがいを感じられるようになって楽しくなるかもしれないけどさ(笑)

上巻では、突然自分の感覚が変わってしまった奈緒子が、今までの生活を捨てて(捨てざるをえなくて)、同じような体験をしている弘武と一緒に行動するようになったところで終わっている。次巻。どういう風な結末になるのでしょうか・・・。なんだか、うやむやと曖昧な感じで終わりそうで怖いんだけど。

ソウル・ボディ―魂の約束 (上)

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