桜川ピクニック(川端浩人)

「父親の視点から育児の今をカラフルに描く傑作短編集」という帯の文章とタイトル&装丁に、”お父さんのほのぼのドタバタ育児奮闘日記”だと思って、思い込んで、手に取った。まぁ、おおむねそんな感じではあるんだけどねぇ・・・。でも、最初の2編は笑えない。というより、かなり重いよ。ずーん、とくる内容でして。だって、幼児虐待とかなんだもん。想像してた内容とかなり違ってて、ちょっと重すぎ。・・・こ、これは、かなり勘違い?と、半分腰が引けつつ、慄きながら続きを読んだ。

さすがに、最初の2編以外は、そんなに重い内容ではなかったんだけどねぇ。「おしりの歌」には爆笑したし。あんなお父さんがいたら、楽しいだろうなぁ(笑)・・・でも、最初ので免疫出来て、そこまで重いって感じなかっただけかなー、とも思う。
まぁ、子育てってそんなに簡単なことじゃないからね。当然と言えば当然なんだけどさ。・・・という私は子育て未経験者で、恐らく”子育て”というものとは、今後も縁がなさそうですけども(笑)でも、姪っ子達を見てて思うんだよねぇ。子育てってとっても大変だし、責任も本当に重い。そんな子育てに奮闘するお父さんを描いてるんだから、重くないはずがないんだよね、確かに。

いろんなお父さんがいて、いろんな子供やお母さんがいて、いろんな家庭がある。それぞれに違いはあるけれど、根本は一緒で。子供はかわいい。かけがえの無い大事なもの。

・・・そうくるとは思ったけどね。そうこなくっちゃ怒るだろうけどね。でもね、私が一番気になるのは1章に登場した弁護士の母子。あれからどうなったんだろう・・・。確かに、メインはお父さんで、他所の家族なんだろうけどさ。なんだか中途半端にぽいっと放り投げたまんま放置された、という印象を拭えない。本筋には関係ないんだろうけど、登場させたのなら何とかしてほしかったなぁ、と思っちゃうなぁ・・・。

桜川ピクニック

この記事へのコメント

2007年06月30日 02:15
すずなさん、こんばんは。
私も読むまでは子育てパパの、ほのぼのした話なのかと思ってました。
なので最初の2編はびっくりしました。結構痛かったですね。後ので何とか持ち直した気がします。
あの弁護士の母子、その後が気になりますよね。書かれてないので想像するしかありませんが、母親が気づいたと思うようにしています(そのほうが気持ち的に楽なので…)。
トラバ、させていただきますね。たぶんすずなさんからもしていただいてて、反映されてないと思います。…こちらのFC2ブログが問い合わせに反応しないので、ウェブリブログへ直談判しようかなんて考えたりもしますけど、お門違いって言われると困るし…。具体的なサイト名でこちらをあげることになると困られるかもですし。早く直ってほしいです。
すずな@主
2007年06月30日 10:59
>藍色さん
こんにちは。
本当に最初の2編みたいなのがずっと続いたら、重すぎて読みきれなかったかも・・・と思います。
そうですね。私もあの弁護士母子は、母親が気付いてくれたと思うことにします。

TBの件ですが。シツコクやってるんですが、なかなかです;;;シツコクしすぎなのかもしれませんが^^;色々とお気遣い他、ありがとうございます。こちらから、ウェブリブログの方へ問い合わせをしました。回答待ちです。
気になってたんですが、ウェブリブログの他のサイト様からはトラバ届いてらっしゃいます?

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