ぬしさまへ(畠中恵)

しゃばけ」に続くシリーズ2作目。
日本橋大店の若だんなである病弱な一太郎と手代として働きながら、そんな若だんなを守る妖達のお話。今回のは短編集。

それにしても、よーく考えると、若だんなの周りで殺人やら不思議な出来事が多すぎだよね~(笑)周囲の人間はその不自然さに首を捻らないんだろうか、と変な心配をしちゃうよ。・・・ってか、小説にそれを言っちゃったらおしまいだけどさ。

若だんなの周りで起こる殺人事件を、妖達の手を借りて布団の中にいながらにして解決していく病弱な若だんな。この妖達がねぇ。かわいいんだな(笑)あ、もちろん手代の二人はイマイチ生意気なんで”かわいい”なんて思わないけどさ~。他の妖達がね、私の頭の中では某アニメの”まっくろくろすけ”を連想しちゃってて。本当はそんなんじゃないとは分かってるんだけどね。どうしても、どーしても頭の中では、あの姿になっちゃうんだよねぇ。お饅頭とか甘いものが大好きってのも笑える。お菓子欲しさ、構って欲しさに若だんなの膝の上を取り合う姿を想像するだけで、楽しくなっちゃう。

前作と違って、今回はその若だんなが主人公じゃないお話がある。腹違いの兄、松之助が主人公のお話。「しゃばけ」で、とある事情から火事になった松之助の奉公先。でも、その前に松之助は暇を貰っていて無事だったんだけど、その時のお話が書かれている。ちょっと哀しいお話。でも、最後はホロリとさせられる。このお話に限らず、他のお話もそんな感じで人情物って感じかな。

このシリーズはまだまだ続いている。何冊もあるみたいだから、急がずの~んびり読破していこうっと。・・・とは思ってるけどね。思ってるけど、どうかな(笑)

ぬしさまへ

この記事へのコメント

2007年09月16日 21:40
すずなさんのイメージでは、鳴家はまっくろくろすけなんですね!!
ひとつの家にたくさん住み着いてそうなところも鳴家と重なるかも♪
「しゃばけ」シリーズを読むと、うちにも一匹姿を見せてくれないかなぁ~と妄想しちゃいます。
短編集だと、若だんなとは違った視点で物語を楽しめるので良いですね。
松之助さんの話、とっても良かったです。
すずな@主
2007年09月17日 11:09
>エビノートさん
これ読んだ時には”鳴家=まっくろくろすけ”だったんですけど「みぃつけた」を読んでからは、さすがにそれはなくなりました(笑)
ホント、うちでも姿を見せてくれればいいのになぁ~って思っちゃいますよね♪
2008年10月26日 12:52
こんにちは。TBさせていただきました。
今更ながら読みました。
短編集も良いですね^^
若だんなが本当に優しい人なんだって事を再認識しましたし、妖たちも相変わらず可愛いです。
「空のビードロ」好きです。
お兄さんとようやく会えて良かったね^^と思いました。
すずな@主
2008年10月26日 14:46
>苗坊さん
若だんなの優しさ、妖たちの可愛らしさにますます「しゃばけ」にのめり込んじゃいます。特に鳴家にメロメロです(笑)
「空のビードロ」にはホロリと泣かされちゃいましたね~。

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