広報官、走る!(有川浩)

野性時代Vol.44掲載の短編。
有川さんお得意の自衛隊を舞台にしたラブコメディ。主役は海自きっての女たらし(本人不満)と噂される広報官。

・・・あまり、甘々してない。

と、思ったのは私だけでしょうか?有川作品には付き物の「ぎゃぁぁぁーーーっ。うっひゃぁぁぁーーーーーっ。」というのが無かったような気が・・・。それとも、私が慣れちゃったってこと?(笑)まぁ~話の殆どが、恋心を全面押し出しというよりも、ドラマ撮影の模様だったからかなぁ。自衛官の恋のお相手、TV局ADとも甘ぁーい会話ってよりも、撮影に関する事の方が多かったしなぁ。やはり”たらし”だったから?(笑)ソツなく女性とも会話してたしなぁ。・・・と思って、パラパラ読み返してみると、それなりに、それなりの会話はしてるんだよなぁ・・・。でも、全体の印象としては「極甘じゃない」という感じ。

印象に残ったのは、ドラマの内容でもめた時。
「舐めんなてめえってなもんですよ。」
・・・へぇ。という驚き。私的には、やはり局のディレクターと似たような感覚だったんだと思う。言われてみて、確かに違和感は感じないし、あ~そうだよねぇ、そうじゃないとねぇ、とすんなり納得はしたけどね。恋愛話よりも、自衛隊の隊員の気持ちっていうかね、そういう思いみたいなものの方がインパクトが強かったなぁ。

このお話って、自衛隊員と民間女性の恋愛話なんだけどね~。読みながら、あ~この主役って、「海の底」の冬原さんに似てるかもなぁ~なんてことを思いまして。そう思ったらさ~、「クジラの彼」の冬原ver.が読みたいっ!うっわ、すんごく読みたいぞぉーっ!なんてことを思っちゃったのでした(笑)


野性時代 vol.44 (2007 7) (44)

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