そらのこども(萩原麻里)

雲を操る「霧練り(むねり)」。雲を呼び寄せ、こねて、加工する。特殊な能力を備え、霧練りになる為に霧練り専門校で頑張る少年たちの成長物語。

「やめることはすぐにできる。」
そうだね。本当にその通り。何かを成そうとする時、必要なこと、やらなければならないこと、乗り越えなきゃいけないこと、色んなものが沢山必要になる。いっぱいいっぱい頑張らなきゃいけなかったりするけれど、やめる時にはなにも必要としない。努力なんて要らない。「やーめた」で終わり。だからこそ、もうちょっと頑張ってみよう。
夢を叶えるのは簡単なことではなくて、努力しても叶えられないことも多いけれど、その夢に向かって頑張ることは無駄なことじゃない。大切なこと。だからこそ、夢を持とう。希望を膨らませ、夢に向かって一歩一歩進んでいけば、その一歩がちょっとずつでも夢に近づいているんだよ。諦めず頑張ろう。
と、そんなことを教えてくれる物語かな。ファンタジー。童話。ライトノベルっぽい感じ。

”霧練り”なんていう設定が面白かった。すごい能力を秘めていのになかなか開花せず落ちこぼれの主人公。臆病で同級生からバカにされている落ちこぼれと友情を築き、正義感溢れる優等生に、苦い思いを抱え自分の周りに壁を作るちょっとひねくれた優等生と、ありがちな登場人物達と繰り広げられる学校の生活。大事件に大活躍劇とお約束事も多いけど、途中から物語にのめりこんで読んだ。むっとしたり、ドキドキしたり、はらはらしたり、泣いちゃったり・・・。、楽しかったなぁ。終わり方からして無理だと思うけど、出来ればこの続編を読みたいなーと思う。彼らが最上級生になった時、どんな風になっているのか楽しみなんだけどなぁ。

そらのこども

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック