【新釈】走れメロス 他四篇(森見登美彦)

うーむ。うむうむ。うむむむむ。
ぶっちゃけるとですね。この作品を最初に読んでいたら、この著者の他の作品には手が出なかったかもしれない・・・なぁ、と、読み終わって最初に思いましたです。

表題作「走れメロス」を含む古典作品のもりみー版。

「走れメロス」は面白かった。あの独特の文体と内容が私の笑いのツボにぴったりハマッタ!ハマリ過ぎた!というぐらい。いや、お見事。たしかに、それも”友情”だぁねぇ~うははははと、か~な~り笑えました。

それに比べると、他の四編がくすんで見えるというか・・・。文体にもクセがあまり感じられず、平凡に思えてしまって。これって、単にこのクセのある文体に慣れてきたってこと?それとも、原典にこだわった結果ってこと?よく分からないんだけど、なんだか”クセの強さ”みたいなものが弱かったような、そんな印象を受けました。そうなるとね、ただのツマラナイ古臭い文章でしかなくって・・・。ユーモアが無かったのかな、とも思うんだけど。いや、全く無かったわけではないんだろうけどね・・・。うーん、なんだろな。

メロスが、とぉーーーっても面白かっただけに、ちょっと残念。

新釈 走れメロス 他四篇

この記事へのコメント

あまね
2007年05月26日 01:24
……ぷ。
ごめん。笑ってしまった。
すずなちゃんも、文体のクセの強さが癖になってきているから。
メロスのインパクトはすごい。作者もこれが書いていて一番楽しかったそうです。
多分、きつねもすずなちゃん受けはしないだろうなあ。と、予想しています。
すずな@主
2007年05月26日 11:30
そ、そう?^^;
癖になったのかしらーん。

きつねは返却期限の関係で来週読みまする~。
合わない感じなのかぁ・・・が、がんばるっ。
2008年04月26日 23:58
すずなさん、こんばんは(^^)。
芽野が意地でも捕まるものかと、長官の魔手から逃げまくる、爽快なお話でした。しかも、締めがアレ・・・。おぞましくも滑稽で、とんでもなくトホホな、桃色ブリーフの舞い・・・。
カクーン、ときましたね(笑)。
すずな@主
2008年04月27日 11:36
>水無月・Rさん
うはははは。思い出して笑ってしまいます~。それくらい、メロスは楽しく読めたんですけどねぇ;;;他作品がイマイチでして。
今、再読したら違う感想になるでしょうか・・・^^;

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  • 『【新釈】走れメロス 他四篇』/森見登美彦 ◎

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