戦争研修(三崎亜記)

「小説すばる」2007年3月号掲載の小説。
「となり町戦争」のスピンオフ中編作品。となり町との戦争が始まる前の香西さんのお話。

町役場に勤める香西さんが参加することになった研修は「4町合同戦争研修」。戦争の意義や目的などについて、講師を招いて週1回、計4回行われる研修。国を町に、軍隊を公務員に置き換えるのが「となり町戦争」なんだなーと、今更ながら感じる。町役場に勤める公務員は、町が決めたことには疑問や反論をせず、業務を忠実に円滑に遂行しなければならない。それが当然。・・・って、やっぱ怖いよ、このお話。

香西さんの結婚相手も出てくるんだなー、このお話って。はぁ、そういう訳ですかぁ・・・という感じでしたが。でも、なんというかね。ってことは、本当に嫌な相手ではなかったんではないかな、と思った。多少の好意は持っていて、もしかすると本人たち合意の上というか、意思だったんではないのかな、という気もしたんだけど・・・。どうなんでしょうね。

小説すばる 2007年 03月号 [雑誌]

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック