退屈姫君伝(米村圭伍)

「風流冷飯伝」の続編。・・・続編?という感じではあるけど(笑)

五十万石大名の末娘めだか姫が、四国の2万5千石風見藩にお輿入れ。小藩ゆえに台所事情も苦しくって、足袋は2足しかない。・・・って、ほんとですかっ!?と突っ込みを入れたくなる。いくらなんでも、大名の妻の足袋が2足なんてあんまりじゃなかろうか(笑)

殿様が四国に帰ってしまい、江戸上屋敷に残っためだか姫は暇で暇でしょうがない。退屈を持て余し、屋敷内を探索することに・・・。そこで、ひょんなことから屋敷外へ。クノイチのお仙や隠密を巻き込んでのドタバタ劇。いつのまにか、風見藩改易騒動へ巻き込まれ・・・。
今回も田沼意次が風見藩を取り潰そうと暗躍。めだか姫対意次。どきどきの攻防・・・なはずなのに、緊張感が漂わないのは何故!?今回も全体的に、のほほ~~んなんだよねぇ(笑)いや、どきどきの攻防は攻防なんだよ。でも、なんだかさらりと流されるという感じでして。うははは、と笑い飛ばして読めるんだよね、これが。

そして、風見藩「六不思議」。小藩なので、”七不思議”じゃなくて「六不思議」なんだそうだ(笑)暇つぶしにめだか姫がこの六不思議の謎を解こうとする。さて、謎は解けるのか・・・。小藩ゆえのこの六不思議。解いていくたびに、物悲しさが漂う・・・はずが、あまりそう感じないんだよねぇ(笑)小さくても貧乏でも、それを笑って享受する。風見藩の気質というか、そういう大らかさがとってもいいなーと思った。

そういや。このお話って、著者が男性だからか下ネタも多い。それがね、なんだか笑っちゃうように開けっ広げで下ネタという感じがしないんだよねぇ(笑)表現も時代劇風だから?「ふっふっふっふ。お主も悪よのぅ。」という感じ?・・・ちょっと違うか(笑)

とにかく、とっても楽しく読めた。
これってシリーズ化みたいになってて、続編もあるみたい。・・・また、読まなきゃいけない本が増えてしまった;;;

退屈姫君伝

この記事へのコメント

あまね
2007年04月18日 22:40
おっ。これも面白そう!!
すずな@主
2007年04月19日 08:29
ふっふっふ。
お仲間、お仲間(笑)
あまね
2007年04月19日 23:06
と…とりあえず、次回以降に。(^^;;;
今回はモリミー3冊+あおによしなのです。
在庫が薄くて、いつになるのやら。
すずな@主
2007年04月20日 13:20
おぉ。それもあるのか!
もう拷問のように読みたいが増えていくような気がしない?私だけ?
今年はどうも当たり年な感じです^^;;;
2007年07月23日 20:27
こんばんは!
最後は大騒動になるんですけど、妙に笑えてしまいますよね。
めだか姫の気質か、風見藩の気質というか、アッケラカンとしたところが魅力的です。
続きもぜひ読まれてみてくださいね♪
すずな@主
2007年07月24日 09:27
エビノートさん、こんにちは。
緊迫してるはずなのに、何故か笑えるってのが魅力ですよねー。
大大名から小藩へ嫁いだのに、文句も言わずアッケラカンと貧乏を楽しむ?感じのめだか姫がとってもいいなーと思います。
続編になかなか遭遇できないんですが(図書館で)、続きも早く読みたいシリーズです!

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