テロリストが夢見た桜(大石直紀)

なんというかねぇー。モヤモヤ感が・・・。すっきりしないというか、納得できないというか・・・そんな感じ。ラストがどうも気に食わない;;;

博多発の新幹線がテロリストに乗っ取られ・・・、というお話。ストーリー的には面白くって、ぐいぐいと読み進めていたんだけど、ラストで失速という感じ。どうしてそういうラストになるのか・・・。作者の思いは良く分かるけど、テロリストはテロリストであって、どういう事情があれ許される行為ではないと思う。それを許容しちゃうような感じで嫌ぁ~な印象を受けた。確かに、今までも犯人がまんまと逃げ逃げ遂せた犯罪もの小説を読んで痛快に感じたりもあったけど、この小説に関しては全く無し。だって、元々が車掌さんの描写に力を入れていた感があるし。どうしたって、車掌さんに肩入れして車掌さんの気持ちに寄り添って読んでしまってるんだもん。ラストだけ、犯人に肩入れしろというのは無理がある。確かに、犯人側の描写もしてあるけれど、力の入れ具合が違うのかイマイチ感情的に入り込めない部分があるなぁ・・・という感じで。

途中までは面白く読めただけに、ラストがちょっと残念です。

テロリストが夢見た桜

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