九月の恋と出会うまで(松尾由美)

これ好きだなぁー。こういう、ほっと出来るお話はやっぱりいいなぁ。そういうことを改めて思う。これを読んで、この著者の「スパイク」という作品を連想しました。

ちょぉーっとSF。引っ越した部屋で、一年後を生きる男性と会話を交わし、頼みごとを引き受けた主人公。そして起こる事件。もし、頼みごとを引き受けなかったら・・・。ちょっとした偶然から運命が変わった、変えてしまった。運命を変えてしまったことで、誰かの運命までも大きく変わってしまったのだとしたら?自分はここにいてもいいのか?そんなことが許されるのか?ふとした瞬間に湧き上がる罪悪感。後ろめたさ。

最後は、なんだか泣き笑い状態。うれし泣きってことかなー。うん。ご都合主義と言われようと、やっぱりこういうラストでなくっちゃね。

九月の恋と出会うまで

この記事へのコメント

2007年08月30日 19:25
良かったぁ~と、ホッとできる読後感の作品でしたね。
松尾さんの『スパイク』読まれてるんですね。
私は『安楽椅子探偵アーチー』しか読んでないので、その他の作品も気になります。
こういう恋愛に絡めた物語を他にも読んでみたいです♪
すずな@主
2007年08月31日 09:33
>エビノートさん
読後感がとっても良いお話でしたね~。これが気に入られたんなら「スパイク」も是非、読んでみてください。他にも「ハートブレイク・レストラン」もおススメです。
「安楽椅子探偵アーチー」は2作目でちょっとマンネリ感を感じてしまって;;;でも、もし3作目が出たら読むんでしょうけどね(笑)
2007年09月01日 18:22
ちょぉーっとSFについて行けませんでした。
でも読後感は良かったです。
もぉーーっとSF色が薄い本ってありますかね?
すずな@主
2007年09月02日 08:36
>しんちゃん
あららら、それは残念(笑)
”もぉーーっとSF色が薄い本”ですかぁ・・・。うーん。松尾さんのってどれもSF要素が入ってるような気がするんですよねぇ。
この作品と似た系統なら「ハートブレイク・レストラン」か「雨恋」あたりはどうでしょうか。どっちも幽霊さんが登場しますが、それよりも謎解きや恋愛要素の方が強かったような気がします。たぶん・・・あまり自信なし^^;
2007年09月06日 20:14
 私も好きですー、これ。
 優しい気持ちになれる本って、やっぱりいいですよね^^
 SF的な設定も、私は気になりませんでした。
すずな@主
2007年09月07日 11:13
>miyukichiさん
心がほっこり暖かくなり本でしたね~。こういうラストは、やっぱり好きなんです。
私もSF設定は気にならなかったんですよ。お仲間ですね♪

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