秘密の花園(三浦しをん)

17歳の女の子3人。それぞれの語り口で語られる三人三様の想い。3つのお話。

3人のそれぞれの想いが痛い。グサリと突き刺さる感じ。どれもこれも、それなりに思い当たって、カサブタをぴりぴりと、ひとつひとつ丁寧にことさら丁寧に剥がされるような、そんな気がした。特に淑子。どうしたって、誰かの付録でついででおまけでしか在りえない、誰かの次でしか在りえない・・・奥底に隠していたそんな想いを、どうだ!と目の前にぐいぐいと突きつけられた感じ。
久しぶりにお風呂で大泣きした。そんなこと思い出させんな!と怒りとも・・・ともつかない感情。ちょっとヤバイなぁ。。。
秘密の花園

この記事へのコメント

あまね
2007年04月29日 23:59
読みました。私、結構、好きかも。
読後感がいいかどうかは別ですが。
淑子は可哀想でした。三人とも、自分は誰にも顧みらぬ役立たずなのではないかという不安を抱えていますが、淑子はどうなったか不明なだけに。
すずな@主
2007年04月30日 11:26
たぶん、あまねちゃんは気に入ってくれるんじゃないかなーという思いはあったんだけど・・・ね。
ちょっとほっとした^^;

うん。淑子は本当に気になる。
あまね
2007年04月30日 14:19
こういう本には食いつきがいいですよーっ。すずなちゃんの推測通りです!
サラリーマンの娘は肩身が狭かったことまで思い出しました。笑
「私が語りはじめた彼は」も、沈痛で緊張感があり、同じ空気がありました。
2010年04月26日 23:04
すずなさん、こんばんは(^^)。
こちらにも、おじゃましました。
なんというか、非常に緊張感の漂う作品でした。
思春期の切なさが染みて来ましたね~。
・・・私にとってはかなり過去のことですが(笑)、リアルに思いだせました。
すずな
2010年04月28日 16:33
>水無月・Rさん
私にとってもかなり過去のことだったんですが(笑)、読んでる間かなりキツカッタということだけは覚えています。
内容は結構、忘れてしまって…^^;

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