家なんか建てなきゃよかった(見延典子)

「家を建てる」って一大事業。念願のマイホーム。ああしたい、こうしたい。思いは膨らむけれど、なかなか思い通りにいかないのが現実。そんな家族を描いた連作小説集。

著者が実際に建てた時の経験を元に書いてあるだけあって、現実味がある。隣人とのトラブル、工事に携わる人たちとの相性、家族・親族との軋轢、そして建てるタイミングとか・・・。家を建てた人なら一度は思ったであろう「こんなハズじゃなかった」という思い。よく描いてあるなぁ、と思った。

「家を建てる」ということは、最終的に「家族のありかた」を考えることなのだな、とそんなことを思った。

家なんか建てなきゃよかった

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