ユグノーの呪い(新井政彦)

うん。まぁまぁ。
面白かったけど、こういうの好きなんだけど。絶賛っ!という感じではないかなぁ・・・。

第八回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。
近未来が舞台のお話で。精神病治療が進歩(?)して、患者さんの記憶内部に”バーチャル記憶療法士”ってのが潜入して治療する。トラウマを絶つのに武器を使って闘ったり、謎かけを解いたり・・・。何かのゲームみたい、という感じがつきまとう。

データとして取り込んだ患者さんの記憶を書き換えて(上書き保存)、トラウマ除去完了した時点で、新構築した記憶を患者さんにアップロードして治療完了。そんな治療法も頭では分かっていても、気持ちがついていかない感じで。

ストーリー的には好きなんだけど、感覚的にどうも・・・。

ユグノーの呪い

この記事へのコメント

あまね
2006年11月13日 00:15
そういう精神療法が出てくる物語を、海外のSFで読んだことがある……。
犯罪者の記憶にダイブするのだけれども……タイトルも作者も忘れちゃったぁ。(;_;)

PTSD治療に用いられるEMDRは、↑の感覚に近い治療法ですよ。アメリカでは、記憶の書換えをするため、犯罪被害者の治療の場合、裁判が終了していることがEMDRを採択する前提条件の一つになります。
ゲシュタルト療法などの夢のワークも、イメージの書き換えと言い換えてもいいと思います。
2006年11月13日 00:23
連投ごめん。
グレッグ・ベア「女王天使」(上・下)でした。
すんごく読みづらい、独特の文体で、翻訳者さんががんばったんだなあ、と思った本です。
設定は興味深いけれども、オススメ度は低め。
すずな@主
2006年11月13日 10:43
「記憶を書き換える」っていうのがどうもね。
それも、必要な治療であるというのは頭ではわかってるんだけど・・・。
そこに”感情”という存在が無い、という感じで。
アップロードとか、そんな言葉を使われると余計にね^^;

レビューでは絶賛されてましたねぇ<女王天使
でも、今までのことを鑑みてあまねちゃんの感覚を支持。
あまね
2006年11月13日 14:04
ははは。でしょー? その辺の発想や思想が好きじゃないんですよね。なので、私はEMDRは遣わないのです。

「女王天使」は、映画「マトリックス」の1作目だけではなく、3作目まで楽しんだ人なら、はまるかも。
世界観は面白かったけど、再読したいとは思わず、早々に手放したぐらいです。
すずな@主
2006年11月14日 08:45
マトリックスは1作目で拒絶^^;
やっぱ読むのは遠慮しとこう。。。

この記事へのトラックバック