レインツリーの国(有川浩)

私ってホントに涙もろいんだなぁ・・・。いつにもまして号泣。最近、読書中に泣いてばっかりでなんだか厭なんだけど。涙腺が緩すぎるのか、読む本が泣きのツボにハマリすぎるのか、どっちなんだろう。・・・どっちもなんだろうなぁ、たぶん。

「図書館内乱」(メディアワークス)という本の中に出てくる作中本で、著者が出版社に持ちかけて出版が実現したお話。なので、ある程度の予備知識はインプット済み。笑うか泣くかのどっちかだとしたら、泣く部類だとは分かってたけどね。ここまで泣けるとはねぇ・・・。

相変わらず人物の感情が丁寧に、丁寧すぎるくらいに描かれている。このお話は著者にしては珍しく「飛び道具無の青春恋愛小説」なので、そりゃ~もぉ~切ない、切ないセツナイ・・・。男女どちらの視点からも描いてあるんだけど、どっちも分かるわー!と言う感じで。鼻の奥がツーンとなる。

聴覚障害についての記述もかなりリアルだなぁ、という印象を受けた。先天性・後天性の聴覚障害や手話、見えない障害だからこそ・・・などなど。あまりにもリアルすぎて、身近にそんな方がいらっしゃるのか?と思ったくらい。いきなり聴覚を失って、それが”=手話獲得”なんてなるはずないじゃんねー!日本語で確立している言語なのに、それをすぐに”自分の主言語を手話に”なんて出来る訳ないじゃんかぁーっ!しゃべることをそう簡単には手放さないんじゃないかなぁ。私の知ってる限りでは・・・。まぁ、私がそんなに沢山のことを知ってる訳じゃないけど・・・と、思いつつ見ていた某ドラマでの違和感を解消してくれた、という感じでした。聴覚障害というものにちょいと関わったことがあるというだけの私なんですが、その私でも感じた違和感。出来るなら、考慮(とはちょっと違うかな?)して欲しいなぁと思ったことがあったので・・・。

それにしても、この著者ってば毎回々私の傷口をえぐるよなぁ・・・。忘れたいと思ってたり、片隅に追いやって見ないように触れないようにしていることを、ま~よくもねぇ!という感じで。どの本も、うっわ、そうきたかぁ;;;と思いながら読み進める羽目になった。

他にも色々と考えたりしたことはあったんだけども。それは、ぼちぼち書き足していこう。

このお話は、先にも触れたように「図書館内乱」の中の作中本なんだけれども。まぁた出てきましたねぇ。「フェアリーゲーム」(笑)これもどっかから出版されないかしら・・・と、思ったら「妖精作戦」というお話が基になっているらしい。でも、有川さんの「フェアリーゲーム」が読みたいなーと思っちゃうのは、読者の我侭ですか(笑)

レインツリーの国

この記事へのコメント

2007年06月30日 13:06
 私も読書中に泣いてばっかりです(笑)
 理由も、たぶんすずなさんと同じです。

>男女どちらの視点からも描いてあるんだけど、どっちも分かるわー!と言う感じで。鼻の奥がツーンとなる。

 そう、そう、そうなんです!
 「わかるー」「でもそれ、痛いよぉ」の連続で、
 ツーンとなりました。

 聴覚障害についても、なるほどなぁの連続でした。
 某ドラマ(たぶんあれかな?)は見てませんが・・・^^;;
すずな@主
2007年06月30日 15:48
miyukichiさんも泣いてばっかりですか。お仲間ですねー(^^)
こういう本を読む時にはタオルが必須アイテムです(笑)
2007年07月01日 23:26
すずなさん、今日もお邪魔しております(^^)。
こういう王道恋愛、いいですよね。
王道でありつつも、聴覚障害という問題点を含んで、読者にさりげなく問題提起してるところが、有川作品のすごいところだなぁ、と思います。
私も、色々と考えるところあり、でした。個人的なこともあったのでブログには全然書いてませんが・・・。
すずな@主
2007年07月02日 10:21
水無月・Rさん、いらっしゃいませ~(^^)
そうですね。甘いだけじゃないところが有川作品の一番の魅力だと思います。
この作品は特にいろいろと考えさせられた作品でした。
ブログには書けないことって一杯ありますよね。逆に、ブログだからこそ書けるっていうのもありますけど・・・。
2007年07月21日 14:15
こんにちは。
泣けましたね~。切なくて切なくて。男女どちらの視点からも気持ちをしっかり丁寧に描いてて、すごく共感しました。
聴覚障害と向き合う困難な展開を選んだ有川さんの心意気もすごいです。
有川さんの「フェアリーゲーム」読んでみたいですね~(笑)。
すずな
2007年07月21日 16:44
>藍色さん
とっても切なくって、号泣しちゃいました。
そうですね。この展開を選んだ有川さんもすごいですよね。
おぉ!同志がっ(笑)「フェアリーゲーム」読みたいですよね!!
2007年08月24日 19:49
すずなさん、こんばんは♪
この本も感情を揺さぶられる本でしたね~。
もう、二人に感情移入しちゃって…タオル必須というのは適切です!
聴覚障害について、私はこの本で初めていろんな違いがあるんだということを知りました。
知ることって、大事ですよね。
すずな@主
2007年08月25日 10:17
>エビノートさん
二人のやりとりを読みながら号泣。。。タオル必須ですよね~^^;

私も本を読んで「へ~そうなんだ!」と思うことが沢山あります。ホント、”知ること”って大事ですよね。

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