THE CHAT(椙本孝思)

分かっているつもりだった”インターネットの匿名性”にゾッとしました。ネットだけの付き合いって、本当に曖昧で不確かなものなのだということを改めて感じさせられました。私がこの世界に初めて触れてから、既に4年ほどになります。その間、ネット上で素晴らしい出会いもあり、口惜しい別れもありました。ネットだけの付き合いだと、相手がネット上でコンタクトを取ろうという意志が無い限り、こちらからコンタクトを取る方法がないんですよね。ましてや、メールアドレスを変えられてしまったら最後です。私にも、そんな風に連絡を取りたくても取れない方々がいます。。。

さて、この「THE CHAT」。主人公が通っている「チャットルーム」から事件が起こります。そのチャットルームに「インターネットの亡霊」を名乗る者が現れ「不要なファイルを削除する」と宣言。その言葉どおりに、そのチャットルームのメンバーが次々と殺されていきます。主人公は、その殺人方法に封印していた過去を重ね合わせて・・・。結末には、これでもか、これでもかと2転3転のドラマが待ち構えています。正直、すっごく恐かった。

(2003.10.3)

THE CHAT

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