分身(東野圭吾)

この「分身」。世の中には自分と似た人が3人はいると言われます。実際、私も友人から私と似た人がいる、と聞かされたことがあります。その友人に言わせると、雰囲気だけじゃなく、髪型なんかも似てるらしいのです。又、地元の居酒屋で知らない方に声を掛けられた経験もあります。知らないおじさんに手を振られて「???」と思っていると、「○○さんだよね?」と聞かれたんですよね。「違いますよ」と言ってもなかなか信じてくれなくて閉口したことを覚えています。それ以外でも、「昨日、あそこの橋の上で車に乗った私とすれ違った」ってのもありました。実際、その日はその橋の周辺には近寄ってもいなかったのにも関わらず。その方、私と同じ車に乗ってたらしいのです。ここまで言われると、会った事もないその人に親近感すら覚えてしまいます。その反面、実際には会いたくないなとも思ってしまいます。

さて、この「分身」では北海道で生活している氏家鞠子と東京で生活している小林双葉という女性二人が交互に描かれています。二人は、親しい友人から見ても同一人物に見えてしまうくらいにソックリ。鞠子は数年前の母の死に疑問を感じ、双葉は自分がTV出演後にひき逃げされた母の死に疑問を感じ、それぞれが父母の過去を遡りはじめます。そこで、明かされる真実とは・・・。

この話を読んでいる最中に「クローン技術で人間では初の妊娠を確認」なんてニュースが流れ、あまりのタイムリーさに自分でもビックリしちゃいました!・・・って、これはネタばれかも;;;

2002.4.10

分身

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