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zoom RSS かがみの孤城(辻村深月)

<<   作成日時 : 2017/08/19 15:15   >>

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・・・ヤラレタ。
まさか、最後の最後でそんな・・・。えぇーっ!?と思ったと同時に涙腺決壊。そして、読了後すぐに読み直しちゃいました。

中学1年生のこころは、ある出来事から学校へ行けなくなる。母親の勧めで「心の教室」というスクールに通おうとするが、そこにも行けず。自分の部屋で一日を過ごしていると、突然、部屋の鏡が輝き出し、こころは鏡の中の城へと導かれていく。そこには、こころと同じような境遇の中学生たちが全部で7人。彼らにある課題が出されるが・・・。


多少のネタバレあり。・・・になるやもしれません。
未読の方はご注意ください。








10代の男女に謎、ファンタジー。なんとなくデビュー作を思わせるような、そんな作品だなぁと思いながら読みました。でもね、イタイんですよ。こういうお話はイタイ。あの頃の自分の瘡蓋をピリピリリと剥がされてるようで、ちょっとヒリヒリドキドキしてしまいました。でも、こういうお話も、夢中で読めるようにはなったんだなぁ。そんな感慨にも、ちょっぴり浸ったり。

時間軸については、すぐに気付きました。てか、みんな!なんで気付かないの!?早く気付いてよー。そして、城の中だけじゃなく、現実世界で出会わなきゃー!って思ってたんですよね。最後はそういう展開で終わるんだと信じて疑わなかったんですよねぇ。もうね、まんまと作者の掌の上で転がされた感。むちゃくちゃ悔しいんだけど、でも、そういう展開じゃなくて良かったかなぁと今なら思います。

それにしても、中学校の担任である伊田先生にはムカムカ。でも、現実にもこういう先生はいるんだろうなぁとも思えるのが、なかなか・・・。身勝手だとは思いつつ、私の身近にいる子供たちが、どうかこんな先生と出会うことがありませんように、そう願ってしまいました。そんな伊田先生とは対照的だったのは、スクールの喜多嶋先生。こころの気持ちに一所懸命に寄り添おうとする姿が印象的でした。

・・・って、そうか、それでか!と、最後の最後に、どっかーんと爆弾を落とされてしまいました。そうだったのか!気付かなかったーっ!!

いや、これはイカンよー。ズルイよー。泣くよー!と涙腺大決壊。ぶちぶち言いつつも、すぐに読み返してしまいました。
そして、いつかみんなで・・・つい願ってしまうのでした。






(2017.06.19 読了)






かがみの孤城
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辻村 深月

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
私もカラクリには気付きました。もどかしいですよねー!気づいて―!と悶々としながら読んでました^^;
伊田先生のような人は実際にいるんでしょうね。生徒のことではなく自分の体裁を気にする人。ホント最後の方は呆れました。喜多嶋先生が救いでしたね。
いやーだからなんですよねー!いやー!私もやられた―って思いましたよー!(ネタバレになるので曖昧に^m^)
苗坊
2017/08/24 21:19
>苗坊さん
なんで気付かないのー!って悶々としちゃいまいたよね(^-^;
伊田先生には本当にムカつきました。対照的な喜多嶋先生は救いでしたけど、ビックリでしたよね!叫んじゃいましたよ、私(^-^;

すずな
2017/08/26 04:01
時間軸は私も早い段階で気づきました。
同じ年代で出会えなくても、ちゃんと繋がってるってすばらしい。
中学生の娘にもお勧めしたのに、あまり興味を持ってもらえなかった(涙)

初期のころの辻村さんっぽい作品ですよね。
余談ですが、辻村作品は数年前にまとめて読んだので、初期の作品の登場人物が微妙につながってる感じが好きです。



あいぴょん。
2017/10/21 15:56
>あいぴょん。さん
時間軸は読者は気付くけど、彼らが気づいてくれなくてヤキモキしちゃいましたね。でも、ちゃんと繋がってるのが良かったですね〜。
娘さんは残念でしたね;;;私も姪におススメした本はことごとく却下されまくっててお気持ち分かります〜^_^;

そうそう!辻村作品の登場人物の繋がりは私も好きです!でも、辻村作品を読み始めた最初の頃は、それを知らずに読んで、シマッタ;;;と思ったことがありました。それからは出版順に読むようにしました。
すずな
2017/10/23 12:47

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