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zoom RSS ふたつのしるし(宮下奈都)

<<   作成日時 : 2017/05/13 14:44   >>

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連作短編集。
田舎の町で目立たないようひっそりと生きる優等生の遥名(はるな)。学校に上手く馴染めず周囲に貶されてばかりの落ちこぼれの温之(はるゆき)。何度もすれ違った二人の”ハル”があの3月11日に東京で出会った・・・。

物語は小一と温之と中一の遥名から始まり、二人の30年が交互に描かれていく。どちらも学校や家庭で息苦しさや生き難さを感じているのは一緒だけれど、それを上手に隠しているのが遥名で隠せてないのが温之という感じかな。

相変わらず、淡々と綴られながら丁寧で繊細な文章に惹きこまれ、一気に読んでしまった。不器用な二人の生き様が切なく、愛おしい。二人は何度かニアミスしながら、ようやくその日を迎える。とはいえ、二人の本当の意味での”出会い”は、想像してたのとちょっと、いや、かなり違ってて「え、そういう出会いのなの!?」と、ビックリしたけどね(笑)

そして、出会いのその後。いきなり時間が飛んで、うわ、もうそこか!と、またまた驚かされた。でも、素敵な二人の関係に、ほんわか優しい気持ちになれるラストで嬉しくなりました。



(2017.05.06 読了)





ふたつのしるし (幻冬舎文庫)
幻冬舎
2017-04-11
宮下 奈都

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ふたつのしるし著者:宮下奈都幻冬舎(2014-10-24)販売元:Amazon.co.jp この人は何も知らない。遥名も何も知らない。それが決めてだった。 傷んだ心にやさしい雨のように降り注ぐ、傑作恋 ... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2017/05/13 17:15

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは^^
このお話素敵ですよねー。それぞれの道を歩んでいた2人のハルが少しずつニアミスもあって最後に出会って。
え、そういう展開になるの?と驚きましたが、読んでいるこちらも幸せな気持ちになりました。
特に女性のハルは共感できるところがたくさんあって読んでいて胸が痛くなったりもしました。あ、大人になってからのハルには共感できないところもありましたけど^^;
苗坊
2017/05/13 17:24
>苗坊さん
素敵なお話でしたね。
そうそう。そういう展開!?って驚きましたよねぇ〜(笑)女性のハルについては私も思い当たることもあって胸が痛かったりもしました。まぁ、大人になってからのハルは…ね、でしたね^_^;
すずな
2017/05/15 12:50

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