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zoom RSS ずうのめ人形(澤村伊智)

<<   作成日時 : 2017/02/24 12:57   >>

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オカルト雑誌で働く藤間が同僚から託された都市伝説にまつわる原稿。一週間前に不審死を遂げたライターが残したもので、そこに書かれた「ずうのめ人形」という都市伝説に触れたとき怪異が始まるのだというが・・・。


ホラー系はあまり読まないんだけど、ネットの波を彷徨っていてちょくちょく目について、おまけにタイトルになんだか惹かれるものを感じて読んでみました。

・・・こ、怖かった;;;
夜、部屋で読んでいると、その本から視線が外せなくなってしまうくらい怖かった。だって、フト目をやった部屋の隅に黒い着物を着た日本人形が見えたら!と思ったら、もうさ、必死になって文字を追う以外にないよね。久々にトイレに行けなくなるかと思ったよ!いや、さすがにオトナな私は、ちゃんと行けたけどね(笑)

ホラー要素に恐怖を感じつつ、そこに登場する子供が、両親に感じる恐れや慄きも、また別の意味で怖かった。DVな父と、その父から逃げ出した母と子供たち。怖いのは父親だけかと思ったら、母親もまた精神的に危うくて。両親ともにこうだと、子供は逃げ道がないからなぁ。子供目線で語られていた部分は、「もしや・・・」という重いがあったんだけど、やっぱり予想通りだったようで。なんだかなぁと堪らない気持ちになった。そして、やがて成長した子供は、また同じように・・・。
って、何か救いはないのか!と思えてならなかった。

ひえぇ!ぎゃぁぁぁぁーっ!と、心の中で叫びながらなんとか読了したら、赤いスピンが目に入って、ひえっ!と、今度は本当に声が出てしまいました。そりゃ、この内容なら当然「赤いスピン」だよな・・・と納得しつつ、ちょっと触りたくなかったのはここだけの話;;;

読了してから知ったんですが、前作の「ぼぎわんが、来る」という作品と関連があったようですね。興味はあるけど、しばらくはいいかな。ちょっとインターバルを置かないと読めそうにない(笑)

(2017.02 読了)




ずうのめ人形
KADOKAWA/角川書店
2016-07-28
澤村伊智

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