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zoom RSS 七月に流れる花(恩田陸)

<<   作成日時 : 2017/01/22 15:44   >>

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坂道と石段と石垣が多い街「夏流(かなし)」六月という半端な時期に転校してきたミチルは、夏休みに「夏流城(かなしろ)」で5人の少女たちと一緒に過ごさなければならなくなる。その共同生活の意味は・・・。

本作の主人公は女の子で、男の子が主人公の「八月は冷たい城」と対になっています。対というより、上下巻と言った方が良いような気がしますが。どちらも読了した私から言わせて貰うと、七月→八月という流れで読んだ方が良いんじゃないかなぁと思います。まぁ、どちらから読んでも楽しめるとは思いますが。

「夏の人」「みどりおとこ」そして、お城で過ごす意味などなど、転校して来たばかりのミチルには分からないことばかり。そんなミチル目線で書かれた物語なので、読んでるこちらも分からないことが多く、不穏さが”増し増し”な感じで読み進めました。鐘が一度鳴ったら食堂に集合。三度鳴ったら、夜中でも何をしていても、とにかくお地蔵様にお参りすること。そんな合図も含めて、その真相が分かった時には、そうきたか!そういうことだったのか!と唸らされました。と同時に、なんとも切なくやるせない気持ちになりました。ミチルは、それを知らずにお城で過ごしていたけれど、他の4人の少女たちは知っていた訳で。それを思うと何とも言葉が出てこない・・・。


それにしても、ちょっと引っかかったこともあったんだけど。夏休み限定みたいに書かれていたけれど、子供たちが集められるのは、本来なら夏休みだけじゃないような気が・・・。他の時期だったら、どうなるんだろ。そして、もしかして夏休み中に帰れない場合もあると思うんだけど、そういう時はどうなるんだろう。そんな疑問が残りました。


とはいえ、物語としては、とても楽しめました!



(2017.01.08 読了)





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七月に流れる花 (ミステリーランド)著者:恩田 陸講談社(2016-12-20)販売元:Amazon.co.jp 坂道と石段と石垣が多い静かな街、夏流(かなし)に転校してきたミチル。六月という半端な時期の転 ... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2017/01/22 18:52

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは^^
確かに七月→八月に読み進めた方が良いですよね。
どちらからでも大丈夫かと思いますがネタバレになっちゃいますし^^;
読んでいる側としてもみどりおとこに関してはミチルと同じような無知な状態で林間学校に臨むので^m^
読み終えても引っかかるところがありましたよね。
きっと八月を読んだら分かるんだろうなとも思いましたが。読んでも分からなかったところもありましたけども←
苗坊
2017/01/22 18:54
>苗坊さん
どちらから読んでも大丈夫だとは思うんですけど、八月を先に読んじゃうと、七月でミチルと一緒にドキドキ出来ないですよねぇ〜^_^;
私も、八月を読んだら分かるのかな?と期待してたところがあったんですが、分からなかったところもあって、ちょっとモヤモヤが残りました。
すずな
2017/01/23 12:40

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