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zoom RSS 夜また夜の深い夜(桐野夏生)

<<   作成日時 : 2015/02/08 07:16   >>

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母と二人でナポリのスラム街で暮らすマイコ。父親が誰かも分からず、アジアやヨーロッパの国を転々とし、幼い頃は名前を偽って学校へ通っていた。整形を繰り返す母の本名は何なのか。何を隠して、何から逃げているのか。ある日、「MANGA CAFE」を開いたというシュンと知り合ったマイコは・・・。


マイコが七海に宛てた手紙形式で語られる。マイコが語る母との日々。母親が何もマイコに教えてないので、何もかもが謎。どうして、名前を偽らなければならないのか。母は整形を繰り返すのか。各地を転々と逃げ続けなければいけないのか。読めば読むほど、謎は深まるばかり。そして、とうとう母のOKITEに背いてしまったマイコのその後などなど。もうね、知りたりたいことがてんこ盛りで、続きが気になって、気になって、夢中で読みました。

とはいえ、内容的には明るいものではなく、心が重くなるばかり。家を飛び出したマイコが知り合ったエリサやアナの生い立ちはすごく過酷で、もう本当に、読んでいて心がずんずんと重くなるばかりでした。でも、現実もこんなものなんだろうと思うと、そこから目を反らせないというか、ね・・・。

どうなるんだろう、マイコと母はこのまま会えないままなのか、そして、母親が抱える秘密って・・・と、不安や妄想や興味が最高潮に達したところで真相が明かされる。

・・・え。あれあれ。うーーーん。

思ってたよりも、真相とラストは呆気ないものでした。もっと、なんというかね、色々とドロドロとぐちゃぐちゃと・・・そんなものかと思ってたんだけどね。って、こんな書き方じゃ、意味不明ですね。でも、他に書きようがなくって;;;ラストが、いつの間にか「めでたし、めでたし」の明るいものになってたのは、良かったとは思うんだけどねぇ。桐野さんだったので、もっと違ったラストを期待しちゃったようです。

微妙に置き去り感を感じてしまったのでした。ちょっと残念だったかな。




(2015.02.04 読了)





夜また夜の深い夜
幻冬舎
桐野 夏生

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