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zoom RSS 本屋さんのダイアナ(柚木麻子)

<<   作成日時 : 2014/12/22 12:49   >>

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キャバクラ勤めのシングルマザーを母親に持つ大穴(ダイアナ)。大手出版社の編集者である父と料理教室を開く母を持つ彩子。正反対の家庭に育つ二人は小学校3年生の時にクラスメートとなり親友になるが、6年生の時にちょっとしたすれ違いから絶交状態となる。そして、その後10年間、別々の道を歩んでいくことになるが・・・。


まさに、柚木版「赤毛のアン」という感じ。主人公の名前も”ダイアナ”だしね(笑)二人の女の子の友情物語であり、成長物語でもある。

とはいえ、そこは柚木作品。そう単純な大団円にはならない。”大穴”は、その名前の呪縛からなかなか抜け出せないし、出生の秘密や実の祖父母や父との再会も一筋縄ではいかない。一方、彩子は順調にエリートコースを歩んでいるようにみえて、大学で入ったサークルで男関係につまづいてしまう。二人の危なっかしい人生を読みながら、時にハラハラしたり、時には憤ったり、そして、時には切なさで胸が一杯になったりもしました。それでも、人生は続いていく。なんとか、自分の力で自分の人生を切り開いていく二人に、エールを送りつつ読了しました。

10年ぶりの再会のシーンも良かったなぁ。あぁ、こういうのいいなぁと思いました。これから二人がどんな人生を歩んでいくのか、そして、どんな友情を育んでいくのか、すごーーく気になります。でも、きっと二人らしい道を歩んでくれるんじゃないでしょうか・・・。読んでみたい気もするけど、あれこれ想像するのも楽しい。




(2014.06.11 読了)






本屋さんのダイアナ
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本屋さんのダイアナ 柚木麻子
本屋さんのダイアナ著者:柚木 麻子新潮社(2014-04-22)販売元:Amazon.co.jp 私の呪いを解けるのは、私だけ――。すべての女子を肯定する、現代の『赤毛のアン』。「大穴(ダイアナ)」とい ... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2014/12/23 13:37
柚木麻子 『本屋さんのダイアナ』
JUGEMテーマ:読書感想文&amp;nbsp; ...続きを見る
こみち
2015/10/03 12:03

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは^^
私は外国作品をほとんど読まないので「赤毛のアン」も未読でした。読んでいたらもっと楽しめたかもと思うとちょっと悔しいですが、それでも本当に素敵な作品でしたねー
彩子の身に起きたことは決して起きてはいけないことでしたけど、語弊があるかもしれませんが温室育ちだった彩子にとっては必要なことだったのかもしれないと思いました。いや、あってはいけないんですけども…
ダイアナは名前は可愛そうでしたけど^^;ダイアナの生き方がうらやましかったです。ちゃんと見守ってくれている人もいるし、うらやましい限りです。
10年後のお話も良かったですねー。
苗坊
2014/12/23 13:39
>苗坊さん
そこまで「赤毛のアン」とリンクしてる訳ではないので読んでなくても大丈夫ですよー。
彩子のことは私も同じように感じました。本当にあってはならないことだとは思いますけどね。
ダイアナってひらがなとかなら良かったんでしょうけど、漢字じゃね^_^;途中で、お母さんなりの愛情ゆえとは分かりましたけど、やっぱりちょっと可哀想でしたよね。でも、それに負けない強さをもったダイアナは素敵でしたね。
10年後のお話が良かったですね〜!
すずな
2014/12/26 12:32

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