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zoom RSS ようこそ、わが家へ(池井戸潤)

<<   作成日時 : 2013/12/23 15:43   >>

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銀行から中小企業の総務部長へと出向させられた倉田太一は、ある日、駅のホームで割り込み男を注意した。ところが、その日から倉田家への嫌がらせが始まる。そして、そんな中、出向先では営業部長の不正の疑惑を感じ…。

怖かった。エスカレートしていく嫌がらせの数々。倉田を始め、家族が感じる恐怖や不安。ホラーではなく現実に“人”が起こしているってことが、余計に怖さ感じたのかなと思います。私だって、いつ、こんなトラブルに巻き込まれるか分からない、巻き込まれてもおかしくないんだと思えて。絵空事じゃなく、すごくリアリティがありました。あり過ぎました!もうね、姿の見えないストーカーに対する恐怖がじわじわと押し寄せてきて本当に怖かった。やっぱり“人間“が一番、怖いよ;;;

そんな恐怖を感じる一方で、倉田の会社で浮上した営業部長の不正疑惑という「企業もの」という側面もある作品で、こちらはこちらで「さすが池井戸さん!」って感じでしたね〜。出向社員という立場から、なかなか会社内で信用してもらえなかったり、深く関わることに躊躇してしまったりと、微妙な立ち位置の倉田の心情が伝わってきました。そして、不正疑惑のほうも、どうなる、どうなるの〜?え、どういうこと!?とドキドキしながら読めて面白かった。

ストーカー被害のほうは、最後に「え!?」というオチがあってビックリ。ちょっと捻りが効いてるのも良かったなぁ。でも、「気持ちは分かるけど、それはどうよ?」と思わないでもなかったけどね。

読み始めた時は、ストーカーと対決する心理ミステリみたいなものだと思ってたんですが、それだけじゃなく「企業もの」としても楽しめる作品でした。ただ、個人的には「ストーカー被害」よりも「企業もの」メインで読んでしまったので、「メインはどっちだっけ?」と思わないでもなかったのが、ちょっと残念だったかな。

でも、面白かった。・・・あれ、ちょっと矛盾してるような;;;




(2013.09.00読了)



ようこそ、わが家へ (小学館文庫)
小学館
2013-07-05
池井戸 潤

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