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zoom RSS 烏は主を選ばない(阿部智里)

<<   作成日時 : 2013/09/02 05:46   >>

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烏に単は似合わない」の続編なのかと思って読み始めたら違ってました。前作の若宮編という感じですね。お妃候補達が若宮を待ちつづけている時に、彼らはどうしていたのか、何故なかなか彼女達の元に現れなかったのか、ということが描かれている。

なので、読みながら「あ〜あれは、こういうことか!」「そんな理由があったのか!」という連続で、なかなか面白かった!ただ、そういう面が多かったので、前作を読んでない人はどうだったんでしょうね。まぁ、単体でも楽しめるとは思うけど、絶対に前作を読んでからの方が良かったと思うので、「シリーズ2作目」というのをキチンと表示した方が良かったんじゃないかなぁと思いました。


若宮編とはいえ、主人公は若宮ではなく、故郷の垂水で「ぼんくら次男坊」と噂される雪哉。色んな思惑から、本人の意思は無視され何故か若宮付きの近習とされてしまう。そして、若宮の後継者争いに巻き込まれていくが・・・。

前作で謎だった若宮目線で描かれているので、読みながら色々なことが腑に落ちました。これは読めて良かったなぁ。それだけではなく、若宮殺害の陰謀に巻き込まれた雪哉がどうなることかと、ドキドキハラハラしたりも出来て、そちらも楽しめたのも良かった。



ここで、ちょっとネタバレ気味。









無理矢理、若宮付きにされてしまいながらも「一年」という期限は譲らない雪哉の事情。なんとなーく、そんなことだろうとは思っていたけど、まさか最後までそれを貫き通すとは思わなかったんですよねぇ。そりゃ、どっちが良かったとは言えないけれど、個人的には雪哉にはそのまま若宮の近習として活躍して欲しかったなぁと思ってしまいます。故郷でも活躍できるとは思うけれど、「補佐役としてではなく・・・」と思っちゃうんですよねぇ。まぁ、雪哉本人が、良いと思う方を選ぶのが一番、幸せなんだろうとは思うんだけど、ね。




(2013.08.03読了)




烏は主を選ばない
文藝春秋
阿部 智里

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烏は主を選ばない 阿部智里
烏は主を選ばない著者:阿部 智里文藝春秋(2013-07-10)販売元:Amazon.co.jp 八咫烏が支配する世界山内では次の統治者金烏となる日嗣の御子の座をめぐり、東西南北の四家の大貴族と后候補 ... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2013/09/07 15:05
『烏は主を選ばない』/阿部智里 ◎
前作『烏に単は似合わない』の続編かと思ったらそうではなくて、あの時全く桜花宮に来なかった若宮が何をしていたか、という物語でした。 前作は華麗な姫君たちの饗宴(妃争いというより、美しく賢く成長していく姿)が描かれていたんですが、本作『烏は主を選ばない』は打って変わって男の政治の世界!って感じです。 阿部智里さん、すごいですねぇ。同じ世界で同じ時期で、だけど全然状況が違う物語、素晴らしいです! ...続きを見る
蒼のほとりで書に溺れ。
2013/10/24 13:25

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは^^
私も読みました。
続編だとばかり思っていたので若君目線だとは思いませんでした。
いろいろリンクしているところがあってよかったですよね。
最後の展開はやっぱりもったいないというか若君のそばにいてほしかったなと思います。何だかあっさりそこは終わってしまって残念でした。
苗坊
2013/09/07 15:07
>苗坊さん
続編ではなく若宮編だったのには驚きましたね〜。でも、色んな事が腑に落ちて良かったですけどね。
最後の展開はちょっと残念でしたよね。私も若宮のそばにいて欲しかったなぁと思いました。
すずな
2013/09/11 12:48
すずなさん、こんにちは(^^)。
前作は女性サイド、今作は男性サイド、面白かったですね。若宮側7ではこういう事情があったんですねぇ。
最後は、私もちょっと残念です〜。
あれだけ賢くて度胸があるんだから、それを生かす道を選んでくれたらいいのになぁって。
まあ、雪哉らしいという気もするんですけどね。
水無月・R
2013/10/24 13:30
>水無月・Rさん
あの時、若宮はどうしてたのか、っていうのが分かってよかったですね。いろいろと腑に落ちてすっきりしました(笑)
雪哉の最後の選択はちょっと残念でした。たしかに、雪哉らしいとは思うんですけどねぇ…。
すずな
2013/10/26 12:30

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