Bookworm

アクセスカウンタ

zoom RSS KAMIKAKUSHI 神隠し(長野慶太)

<<   作成日時 : 2013/08/01 05:14   >>

トラックバック 0 / コメント 0

第4回日経小説大賞受賞作。

ロサンゼルス国際空港の保安検査場で子供が失踪。密室での出来事で「神隠し」だと騒がれるが子供は一向に見つからない。事件を追う記者が辿り着いた真相は・・・。

「日経小説大賞」というのはよく分からない賞だったんだけど、”密室での失踪”という文句に惹かれて読んだ。空港の検査場内での子供の失踪だなんて、ミステリ好きとしてはワクワクドキドキしちゃうってもんですよ〜。どんなトリックでどんな真相が!?と、期待を膨らませて読みました。

・・・まぁ、面白かったといえば面白かったんだけど、期待していた展開とは違っていてちょっと戸惑いも感じてしまったというのが正直なところかなぁ。

事件を追いかける事になった記者と誘拐犯とのドキドキの攻防戦!みたいなものを期待してたんだけど、犯人らしき人がなかなか登場しない。子供は見つからず、母親は空港を訴えるという手段に出る。警察の動きはあまり描かれず「あれ?なんか思ってたのと違う感じになってきたぞ?」と思いながら読み進めました。かなり予想外の展開だったなぁ。まぁ、これはこれで面白かったんだけどね。

事件を追いかける記者の離婚や親権問題なども描かれてるんだけど、これが事件の真相と関わりがあるかといえば・・・どうなのかな。まぁ、全く無いとは言い切れないけど。「子供を思う親の気持ち」という点では繋がるのかなぁ。でも、その愛情について、あまり気持ちが動かないというかね、主人公の気持ちがイマイチ伝わってこないって感じでして。そこら辺でもうちょっとグッとくるものがあればなぁ・・・と、微妙に残念な気持ちがわいてきてしまいます。



ここから、ちょっとネタバレ気味。
未読の方はご注意を。





それにしても、あの真相には「それはちょっと反則;;;」と思ってしまう気持ちが・・・。まぁ、それも「あり」とは思うけど、唐突に登場した人に全てを掻っ攫われたような気分だし、真相が分かった後でも、その人についての記述はほぼ皆無。なんかね、煙にまかれたというか、微妙にスッキリしない気分で読了しちゃいました。



楽しめる事は楽しめるけど、手放しで面白かった!とはいえない感じ。ちょっと残念、かな。





(2013.06.24読了)




KAMIKAKUSHI 神隠し
日本経済新聞出版社
長野慶太

Amazonアソシエイト by KAMIKAKUSHI   神隠し の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
KAMIKAKUSHI 神隠し(長野慶太) Bookworm/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる