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zoom RSS 童子の輪舞曲 僕僕先生(仁木英之)

<<   作成日時 : 2013/05/31 05:40   >>

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シリーズ第7弾のスピンオフ短編集。

各短編の合間にシリーズ1作目から1冊ずつ、その巻の紹介が入るという構成。ただ、それぞれの短編は、紹介された巻に付随するお話という訳ではなかった。紹介された巻の旅の間に起こった出来事が描かれているのかなぁと思って読み始めたら違ってたので、そこはちょっと残念というかなんというか。でも、短編自体は楽しめたので良いんですけどね〜(笑)あ、旅のロードマップがついてたのも嬉しい。

スピンオフということで、結構、明るくドタバタっていうのが良かったなぁ。本編の方が、ちょっと切なかったり重かったりな感じが続いてたので、軽くサクサク読める短編という感じで楽しめました。や、だからと言って本編が重過ぎるって訳ではないですよー。あの本編があるからこそ、こういうお手軽な短編も楽しめるってことです。

主役の王弁や僕僕だけではなく、第狸奴の発情期の話だったり、雷神の子供や董虔のその後のお話、最初は刺客だった劉欣の葛藤というか心情なども描かれていて、本編をより深く理解出来るような、そういう意味でも楽しめた1冊でした。

なんといっても、最後の1編である「福毛」がねー!!現代日本を舞台にして、王弁と僕僕が描かれてるんですよね。舞台にもビックリでしたが、二人の未来がこういう形で描かれるとは思わなかったので2重の驚き。・・・と同時に、ちょっぴり戸惑いも感じたりもしました。また、内容がねー;;;すーーーっごく切ない;;;「王弁ってばーっ!なにやってんのよーーーーーっ!」と、叫びたくりました。まぁ、王弁らしいといえば、らしいんだけどさぁ。

「待つさ。ボクは散々待たせてきたわけだから」(p196)

僕僕の気持ちを考えると切なさで涙腺がゆるんじゃいますよ。かなり、しんみりうるうるしちゃった短編でした。


スピンオフを読んだら本編が読みたくなるのは当たり前のこと(笑)ということで、ますます本編が待ち遠しくなったのでした。




・はじめに
・早わかりロードマップ&キャラクター紹介
・避雨雙六
・雷のお届けもの
・競漕曲
・第狸奴の殖
・鏡の欠片
・福毛
・あとがき




(2013.05.16読了)





童子の輪舞曲 僕僕先生
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仁木 英之

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童子の輪舞曲 僕僕先生著者:仁木 英之新潮社(2013-04-22)販売元:Amazon.co.jp 約束して欲しい。ボクがどうなっても、待っていて欲しいんだ――。美少女仙人・僕僕先生の秘密に迫る「福毛 ... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2013/06/09 01:01

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは^^
「福毛」がねー!!読み始めいきなり現代の日本だったからものすっごく違和感を感じたのですが、途中で気づいてからはもうドキドキでした。2人はどうなってしまうのかなーって。現代でも王弁と僕僕の関係は全く変わっていませんでしたね^^;
スピンオフも面白かったですが、やはり本編が読みたいです。次回作が楽しみですね。
苗坊
2013/06/09 01:03
>苗坊さん
ねー!「福毛」がねーっ!ですよねぇ^^;私も最初は違和感を感じたんですが、途中からはドキドキでした。王弁が相変わらず残念な感じが、らしいといえばらしいんですけど、思わず「しっかりせんかーい!」と叱りつけたくなりました(笑)
ホント、これを読んだら本編が読みたくなりますね。
すずな
2013/06/10 15:26

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