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zoom RSS 光圀伝(冲方丁)

<<   作成日時 : 2013/04/07 11:48   >>

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読みたいなぁと思いながら、そのボリュームになかなか手が出なかったんですが、「本屋大賞」にノミネートされたと知って、勇気を振り絞って手に取る事にしました(笑)

や〜面白かったです!もっと早く読めばよかった;;;と後悔したくらい。

私の中での光圀といえば、先ずはTV「水戸黄門」の好々爺。次に某国営放送の大河ドラマで時折、見受けられる頑固親父風。どちらもTVドラマでの印象なので、実際の光圀とはちょっと違ってるのかもなと思いつつ、どうしてもこの二つの光圀観から離れられませんでした。

それが、この作品を読んで、新たな光圀観を持つことになりました。厳しかった父や優しかった兄との交流。そして、三男でありながら、兄を差し置いて水戸徳川家を継ぐ事への葛藤など。幼少からの心の動きが丁寧に描かれていて、冲方さんの光圀像がじわじわと心に染み渡っていくようでした。

本書は、光圀が信を置き、重用した家臣を殺める場面が冒頭で描かれ、その理由が1冊を通して綴られていくという体裁になっていたんですよね。でも、読んでいくうちに、この作品が「殺めなければならなかった理由」に到るまでの道のりなんだということを、すっかり忘れてしまっていました;;;それよりも、光圀本人が魅力的過ぎましたね(笑)

見出した「大義」を第一とし、その大義の為に生涯を捧げた光圀。彼の生き様が強烈で、そして、目が離せませんでした。


(2013.03.19読了)





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光圀伝 冲方丁
光圀伝著者:冲方 丁角川書店(角川グループパブリッシング)(2012-09-01)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る オススメ! なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか―。老齢の光圀 ... ...続きを見る
苗坊の徒然日記
2013/04/07 12:40
【光圀伝】(冲方丁)を読了!
史書は、宣言の軽薄を教えるのではない。宣言ののち到来する、人の世の重みを、いかにして背負うかを教えるのである。  まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング【あらすじ】なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか―。老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎で、誰にも語ることのなかったその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き... ...続きを見る
じゅずじの旦那
2013/04/08 18:59
黄門様の実像
水戸黄門といえば、 僕が物心ついた時すでにテレビで放送され、 絶大なる人気を博していた時代劇だ。 僕たち世代で黄門様を知らないという日本人は たぶんいないだろう。 ...続きを見る
活字の砂漠で溺れたい
2013/04/30 22:50

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは^^
長いですよね〜。大変でした。
図書館で借りたのですが、母が読みたいと言っていたので母が10日かけて読んだので私は4日しか時間がなく^^;頑張って読みました。
でも、読んでよかったと思いましたよね。水戸光圀は好々爺なイメージしかなかったのですが屈強でカッコイイ男性でした。
「大義」のために奔走する光圀が本当に素敵でした。奥様も素敵でしたよね。
この本を読んだ知り合いと話をしていた時に「この作品を大河ドラマにしてほしい」と言ってました。確かにそのくらい壮大な物語だったなと思いました^^
苗坊
2013/04/07 12:52
>苗坊さん
長かったですよねー;;;お母様も読まれたんですね!親子で同じ本を読むっていいですね〜。
私もこの作品を読んで光圀のイメージが変わりました。「大義」を第一とし、ぶれない生き方に魅了されました。そうそう!奥様も素敵でしたね〜。もっと長生きして欲しかったと残念に思いました。
大河ドラマですか!それはいいですね〜。実現すればいいなぁ…。
すずな
2013/04/08 12:41
すずなさん こんばんは
僕はこの小説、素敵な恋愛小説だと思いました。
安井算哲の登場は読者サービスですね 笑
yori
URL
2013/04/30 22:59
>yoriさん
そうですね。ミステリーに見せかけてますが(笑)、恋愛小説としても素敵な作品でしたね〜。
算哲の登場にはワクワクしちゃいましたね。こういう読者サービスは嬉しい♪
すずな
2013/05/02 12:56

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